Hola!
今日で、ワールドカップ・サッカースクールトーナメントも最終日を迎えました。
午前中からトーナメントが始まりました。
まずは、Benjaminの試合からスタートです。
昨日、試合で敗れてしまったTSUBASAのワールドチームは、今日は5位決定戦に回ります。
右サイドとして出場したTSUBASA。今日はDFの位置からのオーバーラップを狙っていきます。
攻勢のWorld Teamアスール。今日もFWのウーヴァのゴールで先制します。
この大会を通して、Benjaminの選手の中でもとても声がでるTSUBASA。この大会で浮上した課題は、ポジショニング。ボールを受ける前に立ち止まってしまうことが多いTSUBASA。ボールを受けるときに、相手に狙われていることが多く、フリーで前を向くというシーンがとても少なく感じました。前を向いたときに見せるスピードにのったドリブルを活かすためにもその一つ前の動きの質を高めてもらいたいと感じました。
また、DF面では、相手にとても力強くぶつかっていくシーンが見られました。しかしまだ一発で飛び込んでいってしまうシーンも多々見られます。いつボールを取りにいくかという部分も考えていく必要があります。
試合は、一方的なゲームとなります。前半3-0とリードすると、後半はさらに2点を追加し、5-1と快勝しました。
さて、お次は、RUNA擁するワールドチーム・ブランコ vs 優勝候補のテクノフットボール・エスパーニャの準決勝。なんと、昨日は準々決勝で、昨日勝利を収めた3チームと敗者の中で、一番成績の良かったチームが準決勝を戦う事に!何とも変則的なルールですが、これで喜んだのがRUNA。まだ、優勝の可能性が残された訳です。
しかし、相手は優勝候補、リーグでも1位に輝いた赤いユニフォームのテクノフットボール・エスパーニャです。
2‐3‐1の中盤の中心でプレーするRUNA。しかし、ボールを支配し、圧倒的な攻勢に出たのはテクノ。ここまで、全ての試合に勝利しているテクノは、スペインらしい、全員がしっかりと動いてパスコースを作り、そこにリズム良くパスを入れ、瞬く間に相手ゴール前まで押し寄せます。相手をいなす様なサイドチェンジ、そして、隙を見たスピードアップのワンツーから、相手ディフェンダー陣を完全に崩してセンターリング。そのクロスもファーサイドでフリーで待つ選手にピタリと合い、ブランコゴールに次々とシュートが飛んで来ます。
RUNAも2バックを援護しようと、ディフェンスラインに吸収され、完全に3バック状態。素晴らしいカバーリングから相手のシュートをブロックするシーンが見られました。
また、攻撃では、カウンターからゴール前でシュートチャンスを掴むも、ボールは惜しくもクロスバーを越えて行きます。
懸命に奮闘するRUNAとブランコセブン。特に、テクノの中盤の長身の女の子、マリア(仮名)とのマッチアップはなかなかの見もの。彼女は、テクノの心臓的な役割を、高いレベルでこなしています。
そうして、ジワリジワリと自力の差が出始め、終わってみれば1‐5で完敗。RUNA、3位決定戦に回ります。
もう一方の準決勝は、ハポン vs テクノフットボール・バルセロナ。リーグ戦等で既に2試合を戦い、いずれも勝っている相手だけに、ここでも勝利を掴み、正真正銘の決勝へ駒を進めたいところです。
2‐3‐1の布陣で始まった試合、左バックには完全にこの位置でレギュラーの座に就いたHYUUGA、そして、中央MFにYUTOが入ります。
ところが、なかなかいつもの調子が出ないハポンを尻目に、何と、テクノ・バルセロナが2点を立て続けに奪う展開。ハポンの選手には完全に焦りの色が出始めます。リードを奪って元気付くテクノ。一方、焦って個人個人がチームプレーを忘れ、個人技に走り、それが思うように行きません。途中からNAOが投入され、抜け出してGKと一対一になるも、シュートは僅かにゴール右に外れます。すると、2日間の休養を経て復帰したITSUKIも投入され、そこから、良い形が出始めるようになります。
この日のITSUKI、ルーズボールの競り合いで、体をぶつけて相手からボールを奪おうという、今までに無かった気迫のあるプレーが随所に見られます。また、ITSUKIは良いところは、シンプルに味方にワンタッチ、ツータッチで繋げるところ。時折、自分でシュートが打てるシーンでもパスをしてしまう時がありましたが、この試合では、そうした彼の持ち味が功を奏し、ハポンが1点を返します。頂けないのは、ゴールの近くにいたNAOが、そのボールをゴールから取り出して、センターサークルへ運び出さなかった点。まだ一点負けている状況の中、即座に取らなければいけない行動です。
勢いづくハポン。時間が刻々と迫る中、一進一退の攻防が続きます。HYUUGAはパスカットを随分と狙えるよう
になりました。しかし、折角パスを読んでカットしたのに、勢いのあるボールを上手くコントロール出来ず、再び相手に取られてしまうシーンも。
一方、YUTOはプレー範囲こそ広く無いものの、シンプルかつ的確なプレーで、味方にボールを繋ぎます。そんな中、中央を突破したギジェが値千金の同点ゴール!
試合は振り出しに!しかし、ここで試合終了の笛。決着は、3人制のPK戦にもつれ込みます。
先行のハポンは、アレックスがポストに当てるややひやりとするシュートを叩き込むと、続いてはGKのセルジ(仮名)がテクノのシュートをストップし、ハポンチームが喜びます。しかし、続くギジェが外し、相手が決め1‐1の同点。3人目、マルコスが決め、相手も決めて2‐2の同点です。さぁ、サドンデスに突入です。ここで、4人目に誰が出て来るかと思いきや、再びマルコスが!サムライ少年の4人は、誰も蹴りたそうにしていません。何と言う事でしょう!失敗を恐れているのでしょうか!?こんな緊迫した体験は、なかなか出来ないと言うのに!しかし、PKは強い精神力が不可欠、監督のベニシウスも、そのままマルコスに蹴らせます。しかし、何とマルコスのシュートはテクノのGKがストップ!最後はテクノの4人目がきっちりとゴールに流し込み、ハポン、まさかの準決勝敗退です。
泣き崩れるハポンの選手達。2点差を追いついたゲーム運びは立派でしたが、最後のPK戦は、特にサムライ少年達にとっては悔やまれる結果となりました。
そして、Benjaminカテゴリー最後の試合、3位決定戦が直ぐに行われました。
ハポン vs ワールドチーム・ブランコ。
ハポンの選手達はしばらく立ち上がれませんでしたが、監督の必死のなだめで、気を取り直して、ようやく重い腰を上げました。
「この試合が、このチームでの最後の試合だ。最後まで頑張って戦おう!」
ピッチ上には、再びHYUUGAとYUTO、それにアレックス、マルコス、ギジェ、そしてライラが入ります。
GKはインドネシア人のワヤン(仮名)が入ります。
気落ちしたハポンの戦いぶりが心配されましたが、試合が始まれば、果敢にボールを追いかけます。中盤では、前に上がりたくてしょうがないHYUUGAとRUNAが体をぶつけ合って球際の攻防を繰り広げます。
試合はギジェの先制点に続き、NAOが追加点を上げる左足のシュートを決めます。
その後も加点するハポン。攻撃への欲求不満が溜まりまくっているHYUUGAは、板に付いて来たパスカットから一気に1人、2人とドリブルで駆け上がり、3人目をかわしてシュート!これが見事にゴール右上に突き刺さります。
また、先ほどのうっ憤を晴らすように前線で活躍したのはITSUKI。チャンスに果敢に絡み、何と2ゴールを叩き込みました。
結局、試合は6‐0でハポンが勝利、カップ戦3位の座を獲得、RUNA擁するワールドチーム・ブランコは、4位でカップ戦を終えました。
さぁ、Benjamin少年達の次は、Alevinの出番です!
お次の試合は、RYOGA。まさかの敗戦を喫してしまったバルセロナとの試合です。こちらも5位決定戦です。
RYOGAは今日もトップのポジションに入ってのプレーとなります。バルセロナチームに押し込まれぎみのプランマルセ。ずるずると後ろに下がってしまいます。RYOGAもそれに引きずられ低いポジションに戻らざるを得ません。
この大会で、トップとサイドハーフの位置でプレーすることの多かったRYOGA。時折サイドや中央から重心の低いドリブルで突破をこころみる姿勢が見られましたが、決定的な形をほとんど作ることができませんでした。味方の選手がボールを持ってパスコースを探している時に、相手の背中の位置に入ってしまうシーンが多く見られました。つまりパスコースをしっかりと作ってあげるということが課題です。また、ボールを受けてからの判断のスピードももっと上げていく必要がありそうです。そういった部分を本人自身この大会で学んでいるように見えました。
試合は、バルサの右サイドからの崩しにジョルジオスが右足のインサイドで合わせて先制。そんなジョルジオスをマークしにいくRYOGA。「この試合ジョルジオスから3回ボールを奪えた!」と自信を得たようでした。
試合は、バルサチームが攻勢に出て0-3で勝利。
RYOGA最後の試合で勝ち星を挙げることができませんでした。「最初の3試合に出られなかったことが残念。だけどとても楽しい思いができた。」と語ってくれました。
そして、KAZUKIはプランマルセとの試合。昨日までバルセロナチームということでしたが、監督の配慮で準決勝を戦えるようにとワールドチームに戻っての試合となりました。左のサイドハーフとして出場したKAZUKI。積極的に今日も攻め立てますが、なかなかゴールを奪うことができません。エスパニョールキャンプの時からコーチたちに言われていることは、「ドリブルに関しては自信をもっていい。この長所をもっともっと伸ばしてほしいと思う。しかしながら、ボールを持った時に周りの味方をもっと信頼して使ってあげることが大事だ。その部分はまだまだこれから磨いていかないといけない。」ということです。今大会でもボールを持ってゴールに向かうという姿勢は何度も見られ、時にチャンスをつくるシーンもありましたが、同様にドリブルで2,3人の狭いスペースに突っ込み、ボールを失うシーンもたくさん目立ちました。それでもドリブルにはとてもこだわりがある様子を見せるKAZUKI。課題は、ボールを持った時の判断。100%で常に闘う姿勢を見せるKAZUKI。しかし、グランドをもっと見渡す余裕をもつ必要があります。
がむしゃらさの中に、賢いプレーが出てくるともっと良いプレーができるようになると感じました。
一方HARUTO。今大会。シンプルにシンプルにプレーしようとするプレーが見られました。しかし、ゲームの流れの中での攻守の切り替えがまだまだ遅いようにも見えます。攻めている状況で、ゴールを奪うためにどこへ顔を出すのか?守る際に、ボールを奪いにいくのか?マークにいくのか?カバーに入るのか?そういう判断を瞬時にすることができません。それを学ぶためには、これからどんどん試合をし、そして練習の中で必要な技能を身につけていく必要があるでしょう。試合に敗れれば涙を流して悔しがるシーンも見られました。ゲームの中であまり表に出さない感情をもっともっと表現していっていいと思います。
試合は、こちらもプランマルセに移籍したルイスが、右足のトゥーキックを使ってのシュートを決め、0-1で敗退。
続いては、もう一つの準決勝、GAKU擁するセレクション・インターナショナル・マルセ1999 vs セレクション・インターナショナル・マルセ1998の対決です。
マルセ1998は、バルサと今大会中に3度対戦し、いずれも勝利しているチーム。この強さ、本物です。
マルセ1999はいつものように、GAKUが最後尾でチームの攻守の軸となって奮闘します。マルセ1998のメンバーは、バルサやエスパニョール所属の選手こそいないものの、ドイツのフランクフルトでプレーする小兵の10番を始め、その他、カタルーニャ州の選ばれし猛者達。時折、単発の大会毎に、所属チームを抜け出して集まり、こうして大会に出場しているとの事。チームとして成熟している分、強者揃いのバルサをも打ち破り続けた訳です。
“GAKU、ずっとチームをディフェンスとして支えて来たけど、トップ下やりたいって、監督に願い出る事だって出来るんだぞ!?”
「でもいい。この大会で結構ディフェンス勉強出来ているし」とGAKU。その言葉通り、ディフェンスの際の鋭いスライディングや、激しい局面での体を張ったプレー、そして、混戦での球際の勝負、そして、的確なパス回しなど、試合を追う毎に、ディフェンダーGAKUの精度が増している気がします。
この試合では、防戦一方のマルセ1999。GAKUも懸命に奮闘しますが、対峙している長身FWがパワー、スピードに優れ、大柄にもかかわらず、なかなかのテクニックの持ち主。ヘディングでの競り合いでは、なかなか勝てません。
粘るマルセ1999ですが、奮闘も空しく、ゴールをこじ開けられ、結果、0‐2の敗退。残念ながら、決勝進出とはなりませんでした。
さぁ、そしてAlevinも最後の試合、3位決定戦は、KAZUKIとHARUTO擁するワールドチーム vs GAKU擁するセレクション・インターナショナル・マルセ1999です。
ワールドチームは3‐2‐1で中盤にはKAZUKIとHARUTOの日本人コンビが入ります。一方、GAKUはもう、言わずもがなです(笑)。
試合は互角の様相を呈しますが、徐々に、マルセ1999が主導権を握り始めます。すると、左サイドの選手が左足で豪快なミドルシュートをぶち込み、マルセ1999が先制に成功します。
ワールドチームは左サイドに入ったKAZUKIが得意のスピードを活かした個人技で活路を見出そうとしますが、なかなか最後の所のフィニッシュが良い形になりません。特攻隊長の如く突き進んで行くKAZUKI。彼のその荒々しさは、魅力ではありますが、彼が更に上のレベルに到達するには、その武器を如何に活かすかの術と、同時に、戦況を打開するアイデアをもっと増やす必要があるでしょう。
試合は、マルセ1999が着実に加点。
ワールドチームも、中盤で奮闘するHARUTOからの絶妙のスルーパスに抜け出したKAZUKIが豪快にシュートを決め、一矢を報いますが、マルセ1999が4‐1で勝利、カップ戦3位の座を掴み取りました。
さて、お次はInfantilカテゴリーです。
KOTAROは、Cadeteカテゴリーの前の試合、Infantilのポルトガルの試合に呼ばれます。赤いユニホームのテクノフットボールとの一戦です。今日もCadeteのワールドチームでも一緒にプレーしているホセとの絶妙なコンビで相手ゴールを脅かします。しかし、今日の相手もなかなかやります。GKを中心にしっかりとしたディフェンスを見せます。そんな中、ホセとKOTAROが2人のコンビからシュートを放っていきます。KOTAROは、右サイドでボールを受けて、前を向くと縦に突破。角度のない位置から強烈なシュートを放ちます。しかし、これはGKが横っ跳び一番!右手一本でボールをゴールの外にはじきだします。惜しい!
しかし、先制点は、テクノフットボール。ボールを中盤で奪われたホセ。ファールかと思われたプレーでチームの足が止まってしまいます。しかし、笛はならずにプレーオン。その隙をついて、ペナルティエリアへと突破したFWが右足でゴールを蹴り込み先制。このプレーに猛抗議をするホセ。しかし判定は覆りません。残り時間は約1分。KOTAROは既に気持ちを切りかえホセをなだめます。腹の虫が収まらないホセ。キックオフのボールをKOTAROから受けると一人でドリブルを開始。KOTAROも後ろにサポートにつきますが、パスを出さないホセ。するするすると突破して、ゴール左前からシュート!これがゴールに突き刺さります。そしてここで試合終了!土壇場の同点ゴールにKOTARO興奮してホセに抱きつきます。そして、試合はPK合戦に移ります。
一本目を蹴るのはKOTARO。落ち着いて強烈なシュートを左隅に決めたKOTARO。3本目までお互いに決めた4本目。10番のロドリゴ(仮名)がGKに止められてしまいます。そして、相手は4本目をしっかりと決め試合に敗れてしまいました。
この大会で、監督たちから、そして選手たちからも高評価を得たKOTARO。そして、試合でもゴールにアシストにしっかりと世界レベルのサッカーに適応していました。
まだまだポテンシャルを持つKOTARO。向上できる点がまだまだあるはずです。監督からはFWにおけるディフェンス面、そしてディフェンスの際の激しさ、チーム戦術におけるポジショニングという点を指摘されていました。
そして、何よりもゲームの中でも周りの選手からの信頼を獲得し、コミュニケーションをたくさん取ろうと試みていたのが今回最年長の参加者として年下のサムライ少年たちからも親しまれていたようです。
そして、最後はYASU。5位・6位決定戦に挑みます。相手はテクノフットボールバルセロナです。
今日も右のサイドハーフの位置に入ったYASU。ボールを受けるといつものようにしなやかなプレーを披露します。しかし、今日はなかなか前線でボールを受けることができません。周りの選手のパスミスでイライラを見せるシーンも。そしてボールを呼ぶ声、仲間への要求もしっかりと表現できるようになりました。
課題は、こちらもディフェンス面。ボールを激しく奪いにいくというシーンが今日はあまり見られませんでした。特になかなかパスが回ってこない中で、ボールを受けるための方法をもっともっと突き詰めていく必要があります。このゲームの中でもテクニック、センスという面ではいいものを示したYASU。それをパスが来ないから力を出せないというのではなく、自ら力を出せる状況を作り出していく必要があります。そういう面で、もっとストイックに向上心を持ってプレーしていけばさらに良い選手になれるように感じました。
試合は、こちらはスコアレスドローでPKに。
YASUもしっかりと強烈なシュートをゴール左上に蹴り込み、先制。しかし、3番目の選手がストップされ、カップ戦は6位と言う結果に終わりました。
さて、ここでCadeteの決勝、並びに3位決定戦が行われます。
Cadeteでは、常にワールドチームでプレーして来たKOTARO。しかし、昨日の準決勝では、セレクション・インターナショナル・マルセⅠに試合中に電撃移籍したKOTARO。ここで、フィールドプレーヤーが不足しているマルセⅠからKOTAROへの出場依頼が来ます。しかし、KOTAROはワールドチームとして、当然決勝に出たい気持ちがあります。決勝に出たい。でも、試合の半分しか使ってもらえないかもしれない。一方、マルセⅠはどうしてもKOTAROを必要としている。板挟みの中、KOTAROは、マルセⅠの一員として、3位決定戦に出る事を決意します。
赤いユニフォームのマルセⅠの選手からは、握手で迎えられます。
試合は緊迫した展開。お互いにチャンスを掴み合います。KOTAROもミドルを2本放ちますが、いずれも枠を大きく外してしまいます。Cadeteのレベルでも、中盤での落ち着いたパスワークにすんなりと参加出来るKOTARO。一方、バイタルエリアでの牙城を崩す仕掛けのドリブル、もしくは、何処からでも相手を脅かす左右両足でのミドルシュートに磨きを掛けたいところです。
対戦相手マルセⅡに先制されたものの、試合終了間際にKOTAROをチームに熱心に誘っていたアンヘル(仮名)のフリーキックをGKがファンブルした所をKOTAROが鋭く詰めてゴール!試合は1‐1のまま、PK戦へ突入です。
先ほどのInfantilのポルトガル戦と同じような展開。そして、結果も同じものとなってしまいました。KOTARO自身はPKを決めたのですが、後続がシュートを止められ、KOTARO擁するマルセⅠは、カップ戦4位となってしまいました。
そして、サムライ少年のラストを締めたのもKOTARO。
再びInfantilのポルトガルチームに入り、3位決定戦に臨みます。
この試合、KOTAROにとっては、前の2試合と全く同じ展開となります。
すなわち、先制される、試合終了間際に追い付く、そして、PK戦で負ける。
何たる事でしょう。KOTAROにとっては、悔しさ募る日となってしまいました。Vaya dia !!!
もっとも、同点ゴールを決めたのは、KOTAROの左足だったと言うことは付け加えておきましょう。
毎日、そして毎試合、きっちりと結果を残して行ったKOTARO。
派手なプレーこそ少ないものの、堅実に、自分の役割を理解し、チームの中で機能して行くKOTARO。
彼の能力の高さを認めつつも、ここは敢えて、更にスケールの大きな選手になる為にも、貪欲で高望の要求をして行きたいと思います。
さぁ、これで大会の全試合が終了です。
最後はプラン・マルセ恒例のエキシビション・トレーニングが、駆けつけた父兄の前で披露され、いよいよフィナーレ!閉幕式です。
閉幕式では、各選手にメダル、そして、大会参加証、更には、フットボール成績表が授与されました。
各チームには順位に関係なく、それぞれカップが授与されました。
そして、それぞれのチームが、大会を通して一番チームに貢献した選手に、カップをプレゼントしていました。
そして、プラン・マルセ1996はKOTAROに、ワールドチーム1997はYASUKAZUに、バルサはKAZUKIに、セレクション・インターナショナル・マルセ1999はGAKUに、ワールドチーム・ブランコはRUNAに、また、ハポンは日本人4人にカップをプレゼントしていました。
ハポンの4人は、4人の中で、自分以外の誰かに投票すると言うルールで、自分達の中で優秀選手を決定。見事、2票を獲得したITSUKIが、民主主義のルールに則って、カップをプレゼントされていました。
いずれにせよ、皆の力で勝ちとった勲章には変わりはありません。
最後に、ITSUKIのリュックに収まる前に、それぞれが記念撮影!
そうそう、それから、皆にそれぞれ渡されたフットボール通知表。なんと!GAKUがオール10を取っていました!!!拍手!!!
by Yuya Takaji & Keita Uematsu
大会を通じてみんな、いい顔になりましたね。HYUUGAも世界を相手に、何がつ要して、何がこのままでは通用しないかを肌で感じたと思います。。
大会をサポートしてもらった関係者、チームメート、監督、対戦した相手チーム
みなさんに感謝!ですね。。
投稿情報: 日向父さん | 2010/08/01 03:32
今日のリポートで樹のアップの写真を見たらビックリ!!
イケメン?の顔が...鼻たれ小僧のようになっていて
湿疹ではなく、とびひっぽいですね。
まぁそれはおいといて、最終日に試合に参加出来て良かった、良かった。
最終日に試合に出ないなんて、後味悪すぎですものね!
樹はサッカーキャンプで何を感じて、何を習得し、何がまだ足りないのかしっかり心で受け止める事が出来たでしょうか?
フットボール通知表を見れば一目瞭然ですね!でもスペイン語ですよね...
サッカーキャンプを通じでお世話になったスペインの方々
遠方より感謝しております。Gracias!
投稿情報: ITSUKI | 2010/08/01 11:27
とにもかくにもみんなお疲れ様!!
長い長いと思っていたのに、終わってみればもう終わっちゃったの?と
の思いでとても寂しいです。このレポートもついに終了ですね・・・。(泣)
植松様、高司様、予告通り本当に毎日ちゃんとアップしてくださり
感謝の一言に尽きます。
子供達が皆無事に日々過ごせたのも、お二人の強力なサポートのお陰です。
本当にありがとうございました。
保護者の皆様、今回こんなに素晴らしい仲間と出会えて、
同じ時間を共有できた息子は本当に幸せ者です。
お迎えには行けないので直接ご挨拶することはできませんが、
この場をお借りしてご挨拶させてください。
ありがとうございました。そして本当にお疲れさまでした。
又のご縁を楽しみにしております。
投稿情報: Yuto's mom | 2010/08/01 16:15
とうとう終わってしまうのですね(涙)
こんなに貴重な体験を最後までサポートして下さった
植松さん、高司さん、お疲れ様でした。
本当に感謝しております。
有難うございました。
サムライ少年のみんなと一緒に過ごした時間は
ハルトにとって忘れる事のない記憶となり、
一生の宝となるでしょう。
みんなとは数年後、どこかの大会で出会える事を
楽しみにしています。
保護者の皆様には息子がすばらしい仲間と過ごせた
時間に本当に感謝しております。
有難うございました。
皆様の明るい未来を心からお祈りいたします!
Hasta luego !
投稿情報: haru母 | 2010/08/02 02:57