MGF 現地レポート

El diario de YUTO y SHOGO ~ もっと積極的に！ ~

【MGF速報】

アウェイでのCAN VIDALET戦。SHOGOは4‐1‐3‐2のオフェンシブMFの中央で先発。昨日の夜に到着したばかりのYUTOはベンチスタートです。試合はコルネヤのカルロス等のゴールでInfantil E が常に先手を打つも、CAN VIDALETもしぶとく粘り、後半開始早々に2‐2に追い付かれます。YUTOは3rdレグから登場、2トップの一角に入ります。やや風邪気味、そして日本から戻って来たばかり、更には、月曜日に期末試験が控えるYUTO。しかし、ピッチに出たらそんなことは関係ありません。持ち味のスピードを活かし、前線を駆け回ります。一方のSHOGOは1stレグと4thレグに登場。4レグでは、SHOGOとYUTOが揃います。SHOGOは以前よりもプレーに関わる頻度が増して来ました。パスを繋ぐ時、自分でドリブルで運ぶ時、瞬時の選択にまだまだ課題を残すものの、SHOGOの持ち味を徐々に発揮出来るようになって来ました。

2人に共通して言える事は、もっともっと声を出してボールを呼び込み、積極的に、図々しいぐらいにプレーに参加し、存在感を発揮する事。そして、ディフェンスに切り替わった際にもっと“闘牛”に変貌する事。「日本病」の一種、“ディフェンスの緩さ”が2人とって重要な課題の一つと言えるでしょう。

 

El Diario de SHOKEI ~ 復帰 ~

【MGF速報】

今シーズン、怪我やビザ関係の一時帰国の為、まともに試合をしていないSHOKEI。ここまで7試合中、出場したのは僅かに2試合。その内の開幕戦は1stレグで負傷退場。復帰した3rdレグは復帰後間もないと言う事で、3rdレグのみの出場と言う状況です。この日も、およそ1ヵ月間チームを離れていた事もあり、3rdレグのみの出場となりました。

チームはここまで開幕から7戦全勝と好調でしたが、この日はアウェイでのCAN BUXERES戦で2‐2の引分け、遂に連勝記録はストップしてしまいました。しかし、まだ開幕から8戦無敗の状態は続いており、リーグの首位は変わりません。

SHOKEIの本当の勝負はここから。まだ、リーグは3分の2以上、たっぷりと残っています。

 

El Diario de MASATOU ~ 普通の右サイドバック!? ~

【MGF速報】

ホームに4位と好調のSAN MAUROを迎えた一戦。MASATOUは右サイドバックで先発します。試合は20番、4‐4‐2の左サイドを務めるセルヒオがスルーパスに抜け出してゴールを決め、あっさりとコルネヤInfantil D が先制します。しかし、SAN MAUROも反撃し、ペナルティーエリア内でハンドの反則を取られ、PKから1‐1の同点に追い付かれてしまいます。

3rdレグは右サイドバック、4thレグは右のウイングとしてフル出場したMASATOU。しかし、試合は終盤に逆転ゴールを許したコルネヤが1‐2で敗れてしまいます。これでInfantil D の連勝は3でストップ。5勝3敗となりました。

MASATOUのプレーぶりは、どうもここ最近、普通の右サイドバックと化している感があります。普通と言うのは、あまり攻撃参加をせず、無難に守備をこなすDFと言う意味です。自分の担当するゾーンを守り、ボールを取っては、近くのボランチに叩いて終わり。全く攻撃参加する気配を見せません。

本来は攻撃的なポジションをやりたいはず。そして、それを夢の舞台、スペインで修行しようとして海を渡って来たはず。果たして、このままでいいのだろうか！？

主に右サイドバックとして起用されているのは、チーム事情もある事だから仕方が無いとは言え、攻撃的なポジションをやりたいのなら、その力量を監督やチームメイトにアピールする為、どんどんトライする事が不可欠。にもかかわらず、非常に無難なプレーに終始する姿が伺い知れます。

サイドバックと言うポジションにしろ、ブラジル人選手のように、もっと攻撃にも加われば、実に楽しいポジションとなり得る訳であり、いずれにせよ、MASATOUにはもっともっと積極的にプレーし、トライする事が必要のように感じます。

この日の夜には、ミーティングを開き、その部分について、彼と話をしました。

態々海を渡って遥々挑戦しに来た意味、本来の彼らしいプレー、持ち味。そうした事を、再確認し合いました。

El Diario de RYUYA ~ 小さくまとまるな ~

【MGF速報】

先週、全勝街道がストップしたAlevin C。不甲斐ない試合をしたチームが、どこまで立て直せているのでしょうか！？この日は、ホームにMARTINECを迎えての一戦です。RYUYAは3‐1‐2の2トップ左で先発です。先週と同様、今一つプレーの流れが悪いAlevin C。そんな中、RYUYAはまずまずのプレーを展開します。まずまずと言う意味は、きっちりパスを繋いでいるので、悪くは無いのですが、どうも、自分で強引に行っても良さそうな場面でも、無難なパスを選んでしまっているように映るという点。彼の持ち味である、スピード、ドリブルで時には相手DFを切り裂くシーンが見たい所。常にいい子ちゃんである必要は無い訳です。

試合は、自力に勝るAlevin Cが着実に加点。RYUYAもドリブルで右から左に流れ、左足で強烈なシュートを放つも、ボールは僅かにゴール右へ逸れます。

2トップを務めた1st、2ndレグでゴールを決められなかったRYUYAに、待望のゴールが生まれたのは右サイドバックとして出場した4thレグ。右からの押し上げで相手がクリアーをミスした所を駆け上がってドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、左足でゴール左隅へ見事なシュートを決め、ゴール！

結局、7‐0でAlevin Cが勝利を収め、6勝1敗としました。

試合後、｢サムライ少年の家｣にてミーティング。「自分で“行ける”と思ったら、もっと強引に積極的に自分で行け！」

果たして、来週の試合では、牙を剥いたRYUYAを見る事が出来るでしょうか！？

来週はいよいよ、バルサと対戦です！！！

 

El Diario de YUKI y KOSHIRO ~ 守備力 ~

【MGF速報】

Alevin D はアウェイで6位のGAVAと対戦。終始リードを奪われる苦しい展開の中、後半、左サイドを抜け出したYUKIのゴールで一時は2‐2に追い付く。しかし、再び3‐2、4‐2と引き離される展開。4thレグ、いつものミラクルが出るかと思いきや、KOSHIROが左コーナーキックからのボールを右足インサイドのボレーで1点を返すのがやっと。遂にAlevin Dは8戦目にして、黒星を喫してしまいました。この日気になったのは、サムライ少年2人を含め、ディフェンスの意識。相手にするするとドリブルを許してしまう淡白なディフェンスから失点する場面もしばしば。また、後半の2‐3‐1の右サイドに張る形となったKOSHIROは、上手くボールを引き出す事が出来ず、一方、相手のカウンターから左のウイングの選手のマークを疎かにしてしまった為に失点。守備力に大きな課題を残す試合となりました。

El Diario de KOSHIRO ~ 小学校へ入学 ~

KOSHIROがMASATOUに続き、地元の学校へ編入。月曜日から、地元の小学校、Abat Oliva小学校に通学する事になりました。真横には、エスパニョールの本拠地コルネヤ・プラットスタジアムが！また、お隣のブロックには、SHOKEIが通うJoan Miro 中学校も並んでいます。

さぁ、心機一転、大いにもがき、大いに学べ！

Animo ! KOSHIRO !!!

El Diario de SHOGO ~ 復活！ハットトリック男 ~

【MGF速報】

ビザの取得の為に一時帰国中のYUTO。そんな中、SHOGO擁するコルネヤ Infantil E は、ホームにBLAUGRANA VALLIRANAを迎えます。優勝争いに喰い下がる為には、着実に勝ち点を積み上げたいコルネヤ。この日は、下位の相手に、猛攻を仕掛けます。その主役の一人となったのが、そう！我らがSHOGOです！2トップの一角として、カルラスとコンビを組んだSHOGOは、カルラスのシュートをGKが弾いた所を詰めて押し込んで先制点！そして、SHOGOにとっては記念すべき公式戦初ゴールとなりました！！！

しかし、この日のSHOGOはこれだけでは終わりません。今度はカルラスからの絶妙なスルーパスに抜け出しと、右足を振り抜いてゴール左隅へ豪快なシュートを叩き込むと、今度は後方からの浮球を胸トラップと同時に相手ゴール前へ抜け出し、相手ディフェンダーと競り合いながら、ボールを捻じ込んでゴール！

なんと、ゴールデビューどころか、ハットトリックの達成です！

そう言えば一年前の夏。キッズワールドカップに参加した時、なかなかゴールに恵まれなかったSHOGOが、準決勝の大一番でハットトリックを決めた事を思い出します。そう、彼は突然、爆発したようにハットトリックを決めてしまう男なのです！

そんなこんなで、試合は何と15-1のワンサイドゲーム。コルネヤ陣営はお祭りムードとなりました。

El Diario de MASATOU ~ シュートの精度 ~

【MGF速報】

この日はアウェイでのPiera戦に臨んだMASATOU擁するInfantil D 。我らがMASATOUは右サイドバックで出場します。4勝2敗と勝ち星を先行させ始め、気づいてみれば16チーム中5位に就けるコルネヤ。この日の相手は6戦全敗の最下位相手だけに、きっちりと勝ちたい所。そして、蓋を開けてみれば予想通りのゴールラッシュに！MASATOUも右サイドバックから何度もオーバーラップを繰り返し、何本もシュートを放つも、殆どが枠の外。彼の課題である、決定力、枠へ飛ばすシュートが、ここでも露呈してしまいます。まだ初ゴールに恵まれていないMASATOU。この日はその絶好のチャンスだっただけに、悔やまれます。試合はコルネヤが1-9で大勝し、これで3連勝。まだまだチーム全体のコンビネーションに難はあるものの、結果が付いて来ました。

El Diario de RYUYA ~ 欠けたファイティングスピリッツ ~

【MGF速報】

ここまで5戦全勝と好スタートを切ったRYUYA擁するAlevin C。この日はアウェイで古豪のEuropaと対戦です。しかし、この日のAlevin C はどうもリズムが悪い。いつものAlevin C らしさが無い。ビザの関係で日本に帰っていたRYUYAは、時差ボケに加え、日本を発つ直前にコンディションを落としていたものの、この日はベンチ入り。そんなRYUYAにこの日は多くは望めず、チームは低調なパフォーマンスのまま、2-0で敗れてしまいました。どうしたAlevin C !!! 優勝争いに向け、こんなところでつまづいている場合ではありません！

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ またもや ~

【MGF速報】

ここまで快進撃を続けるYUKIとKOSHIRO擁するAlevin D。この日はホームにSant Ildefonsを迎えてのコルネヤダービーです。

試合は、KOSHIROの絶妙なフリーキックで先制ゴールを上げたコルネヤ。しかし、その後、体格とパワーに勝る年上の1軍、Sant Ildefonsの攻勢を受けます。右からのコーナーキックで立て続けに2ゴールを許すと、今度は正面からのフリーキックを直接ぶちこまれ、1-3と劣勢に。しかし、2ndレグから登場したYUKIが相手ゴール前で猛烈なプレスを掛けると、相手DFとの球際の攻防でPKを獲得。YUKIの献身的なプレーが誘発したPKゲットです。これをラウールがきっちり決めて2-3と一点差に。3rdレグは一進一退の攻防の末、両チーム共に無得点。

そして、またしても起こりました。このチーム、何かを持っています。

 

最後の第4レグ。最後の15分間に全てを掛けるコルネヤ7。2トップには、KOSHIROとYUKIのサムライコンビが入ります。すると、右からのコーナーキックにYUKIが飛び込んでヘディングシュートを叩き込み、遂にコルネヤ、3-3の同点に追い付きます。しかし、ここまで試合を優勢に進めて来たSant Ildefons も意地の一撃を決め、再び3-4とリードを広げます。アウェイながら大勢駆け付けたサポーター達は大盛り上がりとなります。残り5分。流石に厳しいかと思いきや、今のAlevin D には、最後まで粘り強く戦うスピリッツが備わっています。相手が懸命に守る中、懸命に、時には巧みに、時には強引に、コルネヤはボールを前へ運びます。すると、YUKI、KOSHIROと繋ぎ、最後はKOSHIROの落としを後方からアドリーがシュート。これはキーパーが弾くも、詰めていたKOSHIROがジャンピングボレー気味にボールを押し込み、再びコルネヤが4-4の同点に追い付きます。今度は怒涛の如く盛り上がるコルネヤ陣営！

しかし、ドラマはまだ終わりませんでした。勢いに乗ったコルネヤは、最後まで勝利を目指します。すると、左サイドでボールを受けたYUKIは、するするとドリブルで相手をかわし、やや遠目からのミドルシュート！

これが何とゴール右隅に決まり、コルネヤ、5-4と逆転に成功します！！！

凄い！凄いぞAlevin D !!!

そして、高々とホイッスルが鳴り響き、またしてもAlevin D、大逆転勝利を収めました！

これで、開幕から無傷の7連勝です！！！サムライ少年の2人は共に2ゴールずつを決め、5点中4ゴールを決める大活躍でした！