大会もいよいよあと2日。今日は、明日の決勝に向け、各カテゴリー、準決勝が繰り広げられました。
さぁ、それでは今日も行ってみましょう!!!
【Benjaminカテゴリー】
5チームの総当たり戦で上位2チームが、決勝戦を戦う事が出来るBenjaminカップ戦。昨日の試合を1勝1分としたWorld Teamは、この日、宿敵Tecnofútbol Españaと対戦しました。個々の技術、そしてチームワーク、いずれも相手の方がやや上回るものの、World Teamにも勢いとはまった時の強さがあります。
いつものように、1-2-3-1の中央のMFにはKOSEI、ワントップにはRYUSEIが入ります。右には俊足タマス、左には、カップ戦から合流したルイス(仮名)が入り、後ろをロシア人コンビ、アルセイとアルテンが固めます。GKはチャビ。
試合は、チームの実力を象徴するように、World Team陣内で試合が展開されます。両サイド、中央とパスを散らし、World Teamの守備陣を揺さぶります。しかし、誰よりも速く走るボール。パスワークでWorld Teamを崩し、次々とシュートの形を作って行くTecnofútbol España。World Teamも、GKの再三再四の驚異的なファインセーブに助けられ、失点を許しません。
一方、Tecnofútbol EspañaのDF11番にピタリとマークされるRYUSEI。味方からの楔のボールを尽く11番に弾き返されてしまいます。また、何度もの戦いでWorld Teamの武器をしっかりと把握しているTecnofútbol Españaは、タマスの右からの突破も、2人掛かりでカバーし、何もさせてもらえません。
World Teamがなかなかチャンスらしいチャンスを掴めない中、Tecnofútbol Españaは、遂に試合の均衡を破る先制点を叩きこみます。
ここで負ければ決勝進出が厳しくなるWorld Teamは、気を取り直し、反撃に転じます。がしかし、Tecnofútbol Españaの守備陣は固い。RYUSEIは、今後引出しを増やす為にも、マークしてくる相手DFとの駆け引き、背負った時のポストプレー、相手のマークを外すオフの動きを覚えて行く必要がありそうです。
屈強なディフェンダーを相手にした時、なかなか自分の形に持ち込めないRYUSEI。しかし、それはタマスも同様。KOSEIは、相手の攻撃の芽を積む為に、守備に追われ、なかなか攻撃のフォローまで及びません。打つ手は無しかと思われた時、左バックのロシア人アルテンが相手陣内、やや遠目の位置から思い切ってミドルシュート。これが絶妙なコースへ強烈な弾道で飛び、ゴール左上隅に決まって、World Teamが起死回生の同点ゴールを上げる事に成功します。
しかし、その後も終始Tecnofútbol Españaが押し込む展開。KOSEIも、体を張って、懸命に相手に喰らい付いて行きます。ロシアディフェンス網も、ルイスもガイもタマスも、そして前線のRYUSEIも、懸命に自陣に戻って、守備に奔走します。それでも、次々にWorld Teamゴールに襲い掛かるTecnofútbol España。寸でのところで、GKもゴールを死守。
息詰まる攻防は、そのまま、World Teamが何とか守り切る形で試合終了。1-1の引分けとなりました。
これで1勝2分。決勝進出は、微妙な段階となって来ました。次は、今大会で1度も負けた事の無い、Tecnofútbol Barcelona。きっちりと勝って、あとは神頼み。ライバル達の動向を伺う事としましょう。
ところが、この後、午後に突然の嵐の到来。強烈な暴風雨によって、予定されていたWorld Team vs Tecnofútbol Barcelonaは中止となり、明日の午前に持ち越される事となりました。
さぁ、勝負の行方は如何に!?
【Alevinカテゴリー】
さぁ、Alevinに目を移しましょう。5~7位順位決定戦に出場する事になったRYUYAとRYUGENのRYURYUコンビ擁するU.S.A。この日は昨日と同様、MadridとPlan Marcet 2001と再び対戦、Madrid戦はRYUGENが1ゴールを決めたものの、2-3で敗れてしまいました。一方、Plan Marcet 2001戦は互角の展開の末、1-1の引分けに終わりました。これで、順位決定戦は1勝2分1敗。明日の2試合に、全てを託します。
そして、もう一つのAlevinチーム、Plan Marcet 2000は、昨日の続き、準決勝の1stレグ、後半からの戦いとなります。昨日の1stレグ前半をまさかの0-3と言う形でリードされたPlan Marcet 2000。果たして、奇跡の逆転はあるのでしょうか。
対Tecnofútbol España 2001との1stレグ後半、1-2-3-1には、GKチャビ、2バックには巨漢マノロが右、左にITSUKI。MFは右から、今日戦線に復帰したTAKUKI、中央にKOSHIRO、左にシュート力のあるマルコス、そしてワントップにアンヘルです。ぷち追加情報ですが、アンヘルは先シーズン、エスパニョールにスカウトされて1年間プレー、しかし、思うような結果が出せず、1年でチームを去る事になったようです。少年世代から、本当に厳しい淘汰が繰り広げられる世界である事を痛感します。
がしかし、一度干されたからと言って、諦める必要はありません。悔しさをバネに、また這い上がれば良いのです。重要なのは、最後にどこに立っているかです。プロセスは人それぞれ。頑張れ!アンヘル!
さて、試合は、後が無いPlan Marcet 2000が気持ちで相手を押し込みます。今回の渡西ですっかり体を張ったプレーが出来るようになったTAKUKI。体をぶつけ、懸命にプレーします。また、後方では、相手の攻撃の芽を積む、いつものITSUKIの奮闘が見られます。監督も、彼の頑張り、堅実なプレーぶりに信頼を置き、最近はスタメンフル出場が続いています。そしてKOSHIRO。ここ数日、相手の執拗なマークに遭い、やや満身創痍状態。全身アザだらけでの戦いを強いられます。
押せ押せムードのPlan Marcet 2000は、ゴール前のこぼれ球をTAKUKIが豪快に蹴り込んで、反撃の狼煙を上げます!
続いてはマルコス。中央で楔を受けたアンヘルからのスルーパスに抜け出したマルコスが逆サイドにゴールを叩きこみ、2点目を上げます。
RYOは、TAKUKIに代わって右サイドに。がしかし、この日のRYOは、もう一つ、キレがありません。球際の勝負でも力負けし、なかなか良い形でボールを持つことも、効果的なプレーを繰り出す事も出来ません。連日の戦いによる疲れがあるのか、それとも、重要な試合を前に、やや硬くなっているのか。
そんな中、再びマルコスが起死回生の同点ゴールを決め、遂に!遂にPlan Marcet 2000は同点に追いつきます。
もうこうなったら押せ押せのPlan Marcet 2000。Tecnofútbol España 2001は、心理的に追い込まれているのか、プレーしながら、泣きべそになっている選手もいます。
この勢いで、何とか逆転したいPlan Marcet 2000。
しかし、ここで試合終了の笛。前後半合わせ、Alevin準決勝1stレグは、3-3の引分けとなりました。午後には再び準決勝の2ndレグが行われます。ちなみに、1stレグはPlan Marcet 2000のホーム扱い。すなわち、アウェイゴールで3点取られた事になり、次の試合、仮に0-0や1-1の場合、Plan Marcet 2000は決勝に出場する事が出来なくなります。すなわち、勝たなければならないのです。
そうして午後、いよいよ決戦の時がやって来ました。リーグ戦では1勝1敗。1stレグは引分け。本当に、決着を付ける時です。それにしても、Tecnofútbol España 2001と言う命名の通り、彼らは全員2001年生まれ。すなわち、1歳年下と言う事になります。恐るべし、Tecnofútbol España。
スタメンは、先程の1stレグの後半と同様、GKチャビ、2バックには右にマノロ、左にITSUKI、中盤は右からTAKUKI、KOSHIRO、マルコス、そしてワントップにはアンヘルと言う布陣です。
0-0のままでは、決勝に進めないPlan Marcet 2000は、先程の試合と同様、積極的に前へ前へと押し込もうとします。がしかし、先程と同じ轍は踏むまいと、Tecnofútbol España 2001は、KOSHIROに厳しいマークを付け、更には、やや自陣に引き気味に構え、そこからのカウンターに出る作戦を引いて来ます。また、Plan Marcet 2000に極力前を向いてプレーさせないよう、ワンプレー、ワンプレーのチャージが厳しくなっています。
それでも、Tecnofútbol Españaのゴールをこじ開けようとするPlan Marcet 2000。KOSHIROが、TAKUKIが、そしてマルコスが強烈なシュートを放つも、ボールはゴールポストやクロスバーに嫌われ、ゴールを奪う事が出来ません。しかし、そのじりじりとした雰囲気を打ち破ったのは、KOSHIROでした。相手陣内、やや遠目からの強烈なミドルロングシュート!これが、見事にゴール右上に突き刺さり、遂に!Plan Marcet 2000が先制ゴールを上げる事に成功します!
スーパーゴールを決めたKOSHIROは、日本に離れて暮らしている、そして今回の大会を応援に来てくれたお母さん、お姉ちゃんの下へ駆け出します!!!
選手達も、会場に詰めかけているPlan Marcet 2000の父兄達も、大いに盛り上がります!
その後、今度は点を取らなければいけない立場となったTecnofútbol Españaが反撃に転じます。パスワークを繰り出そうと思ったら、それがきっちり出来るTecnofútbol España。左右を幅広く使い、素早いパスワークで、次々とPlan Marcet 2000陣内に侵入します。特に、右サイドを何度も突破し、数度決定機を掴むも、GKチャビが驚くようなジャンピングキャッチを含め、Plan Marcet 2000ゴールを死守します。そうなると、追加点が欲しいPlan Marcet 2000。KOSHIROからのスルーパスにアンヘルが反応し、シュートチャンスを掴むも、ゴールは枠を捉えません。チャンスは作るが、最後の仕上げが“甘い”Plan Marcet 2000。その中でも、アンヘルはやや自信を失いかけているのが心配です。
そんな中、なかなか追加点を決め切れないPlan Marcet 2000の一瞬の隙を突き、Tecnofútbol Españaが遂に同点ゴールを手にします。
サイドが変わった後半、再び追い込まれる立場となったPlan Marcet 2000は、ゴールを目指し、果敢に攻め込みます。がしかし、焦りからか、前へ前へと急ぎ過ぎ、無理なプレーが多く、効果的な攻撃チャンスを掴む事が出来ません。刻一刻と過ぎる時間。球際の勝負でなかなか勝てないPlan Marcet 2000。足を痛め、うずくまり、泣き出すアレックスに対し、KOSHIROは「立てよ!泣いてんじゃねぇよ!早く戻れ!」と日本語で激を飛ばしています。
徐々に焦りが焦りを生む展開。そんな、前のめりになったPlan Marcet 2000の裏のスペースを突くTecnofútbol España。ここで、痛い勝ち越しゴールを許してしまいます。2点を取らなければならなくなったPlan Marcet 2000は、TAKUKIが、RYOが果敢に右サイドの突破を試みます。がしかし、Tecnofútbol Españaの守備も負けてはいません。集中したディフェンスで、固いブロックを構築し、Plan Marcet 2000には、遠目からの強引なシュート以外、まともにシュートさせてくれません。焦って先を急ぐPlan Marcet 2000の攻撃も、相手をいなす余裕が無く、簡単に相手に防がれてしまいます。
空は何やらどんよりとした雲。ひと嵐来そうな予感です。
同点ゴールを目指し、必死に戦うPlan Marcet 2000。しかし、焦りからか、冷静さを失い、TAKUKIはボールコントロールを失い、KOSHIROも、局地戦のフィジカル勝負で勝つことが出来ません。そんな中、Tecnofútbol Españaは豪快なミドルシュートを叩きこみ、3-1、決定的なゴールが入ってしまいました。
KOSHIROは節々の痛みと負ける悔しさから、表情が歪み、目には涙が浮かびます。
“まだ終わっていない。最後まで、戦い抜け!” 監督のチャビが、激を飛ばします。
リーグを堂々の2位で駆け抜け、そして、カップ戦の決勝で、唯一、一度も勝てなかったTecnofútbol España 2000にリベンジを果たすべく、対戦する事を楽しみにしていたPlan Marcet 2000。
がしかし、その目標は、嵐の風雨と共に、吹き消されてしまいました。1-3。試合内容では互角だったものの、決定力。最後のフィニッシュの質の差で、Plan Marcet 2000は涙を呑む結果となりました。
【Infantilカテゴリー】
さて、お次はInfantilです。まずはグループC。DAICHIとSHIN擁するPlan Marcet 2 vs Mexico 1の2度目の対決です。これまで3度対戦し、いずれも敗れている相手。中でも、9番を付けた小さなクラック、チチャリートには注目です。
DAICHIは先発で中盤の真ん中、SHINはベンチスタートです。
試合は、実力に勝るMexicoがボールを支配し、巧みなパスワークでPlan Marcet 2陣内を展開します。防戦一方、守備に追われる時間が多くなる中、ピッチの中央に陣取るDAICHIは、もう少し粘り強い、相手を嫌がらせる守備をしたいところ。簡単にひょいひょいとかわされ、その後のしつこい喰らい付きも無い為、味方の守備への貢献度が高いとは言えません。
1点、2点、3点と、Mexicoは2度に1度の決定機を確実に決める決定力で、次々とゴールを奪います。特に、三次元、空中のボールに対し、ヘディングやボレーを次々と決め、ディフェンダーを苦しめます。
一方、途中からワントップの位置に入ったSHIN。左サイドでボールを受け、中に切れ込んで放ったシュートは、形としては良かったものの、ボールが枠を捉える事が出来ません。また、スローインの展開からゴール前でヘディングシュートを放つも、力なく、枠を外れて行きます。また、カウンターから、味方が右サイドを突破してシュートブロックされたシーンでは、左サイドでフリーだっただけに、もっと大声を出して、味方のパスを誘発して欲しかったシーンでした。もしパスが来ていれば、高確率でゴールに結びついていたでしょう。
そんなわけで、それなりにチャンスに絡んだSHIN。がしかし、FWとしては、チャンスに絡んだだけで終わりたくはありません。少ないチャンスを確実にゴールに陥れるゴールへの嗅覚を、磨いていって欲しいと思います。
試合は、0-4で、Mexicoの完勝となりました。
続いては、再びSHINとDAICHIのPlan Marcet 2 vs KAISEI、KAZUKI擁するWorld Team。
ピッチには、4人のサムライ戦士。Plan Marcet 2のSHINとDAICHI、World TeamのKAISEI、KAZUKIが揃い踏みです。昨日の試合で悔しい逆転負けを喫したWorld Team。今日こそ、大会初勝利を目指し、気合が入ります。
そんな気持ちを前面に押し出したWorld Teamは、勢いを武器に、Plan Marcet 2陣内へ攻め込みます。ワントップのニキータ、そして、両ウイングにはKAZUKIとKAISEIが入り、猛攻を繰り出します。ここまで、なかなかシュートチャンスまで行けていなかったKAISEIは、この日は高い位置でのプレーを心掛け、右サイドを深くえぐって行きます。やや落ち着きのないプレーをするKAISEI。軽やかな足技は良いのですが、自ら自爆するようにミスをする事があります。もっと冷静に、もっと落ち着いて、プレーに緩急を付ける事が出来れば、彼のテクニックはもっと活きるはず。相手の体重移動を逆手に取る余裕が出来れば、彼のスピードがあれば、もっと突破力も上がって来るでしょう。やや“もったいない感”が出ているプレーヤーです。それと、球際の力強さが無い。もっと体の芯を使って、力強いディフェンスを身に付けたいところです。殆どのシーンで、力負けし、ふっとばされたり、転ぶシーンが目立ちます。
がしかし、彼の魅力は、どんな苦境でも、決して諦めずに走り、戦う事。その折れない心こそが、彼の大きな武器の一つでしょう。
さて、試合は、KAZUKIのスルーパスを受けたFWのニキータが先制ゴールを奪うと、2点目は、お待たせしました!右サイドをフェイントで突破したKAISEIが渾身の力を込めて放ったシュートは、相手の手を弾き、ゴールイン!遂に!遂に!KAISEIが大会初ゴールを上げました!!!
飛び上がって喜ぶWorld Teamのメンバー達!がしかし、ここで油断しては行けません。昨日も、全く同じ展開、2点をリードしたところから、3点奪われて逆転負けを喫しているのです。
がしかし、この日のWorld Teamは、前日の苦い経験を、しっかりと教訓にしていました。気を緩めず、更に追加点を狙って貪欲に攻めるWorld Team。一方、Plan Marcet 2もワントップのSHINや、2時間半通い男ジェラール等が反撃に出ますが、間一髪の所で、World Teamが粘りのディフェンスを披露します。
そうして、再びKAZUKIのスルーパスを受けたニキータが、3点目をゲットすると、カウンターで飛び出したニキータが、この試合ハットトリックとなるゴールを決め、終わってみれば、4-0で完勝、遂に!World Teamが初勝利を上げたのでした!!!!!!!!
一方、まさかの敗戦に、SHINやDAICHIの目には涙が浮かびます。
初勝利を上げたWorld Team。がしかし、その後のMexico 1戦では完全に力負け。KAZUKI、KAISEI、いずれもいいところ無く、0-7で敗れてしまいました。
そしてInfantilの最後は、昨日、嬉しい驚き、グループBで2勝を上げた、TAKAHIRO、SHOKI、KENGO擁するVenezuelaの試合です。
初戦はPlan Marcet 1戦。昨日と同様、Venezuelaは気合いの入った、粘り強い戦いを繰り出します。先発には、2バックの左にSHOKI、右サイドハーフにKENGOが入ります。SHOKIは少しずつ、堅実なディフェンスぶりを見せるようになるに比例し、起用時間も増えて来ました。
さて、試合はKENGOが相手GKのフィードを出足良く前に出てカットし、チャンスに繋げて行きます。SHOKIは相手が入れて来るハイボールに対し、堅実にカバーリング、相手FWに仕事をさせません。地味ながらも、効果的なプレーを繰り返す事が出来るSHOKI。しかし、プレーが通り一辺倒で、自分でコントロールして、味方にしっかりとパスを通せるようなシーンでも、ダイレクトでクリアーなのか、パスなのか分からないような中途半端な浮き球を蹴ってしまう事が多いのが気になります。ただ単にクリアーするだけでは、マイボールに出来る確率、味方の攻撃に繋がる確率は上がりません。DFが守備だけしていれば良い時代はもう終わり。後方から、常に攻撃の起点になる意識で、しっかりと攻撃に繋がるプレーを身に着けて行って欲しいところです。
さて、KENGOは右サイドで、足元に入ったボールを内側に入って行こうとアクションを起こし、対峙するDFが中へ重心を移動した瞬間に、縦にボールを流す得意のプレーで相手をかわし、アーリークロスやシュートを狙って行きます。
その後、TAKAHIROがワントップで登場します。この日、対峙したDFは、あの、Alevinの王者Tecnofútbol España 2000の紅一点司令塔ベルタのお兄ちゃんです。TAKAは、いつものように、前線で献身的に広範囲を走ってプレスを掛け、相手DFにプレッシャーを掛けて行きます。
リズムで上回るVenezuelaは、右サイドに流れたTAKAHIROが中央へセンターリング。中央でKENGOがシュートを放ち、それを一旦はキーパーが弾くも、味方が押し込んで、遂にVenezuelaが先制点を叩き出す事に成功します!!!
その後1点を失ったマルセは流れを引き戻し攻め続けます。KENGOがベルタ兄をゴールまえで必死にマークします。「Muy bien !!! TAKA!!!」ポルトガル人のロレンソ監督も手を叩いて喜びます。
試合終盤には、再びこのパターンがさく裂!右サイド、縦に流れたTAKAがボールを受け、入れ替わりに中へ走り込んだKENGOにクロスボール。これを飛び込んだKENGOがヘディングシュートするも、これは惜しくもキーパーがキャッチ。
ベンハミンワールドチーム、苦戦です。
突然のものすごい暴風雨と雷で試合が流れてこのあと朝9時から
再開のようです。
アミーゴスはテクノバルサに3-0で勝利で1勝1分
テクノバルサとプランマルセが1-1のドロー
プランマルセに7-2の大差で勝った得失点差が最後に活きるかもしれません。
流れたゲームはまずアミーゴス対プランマルセ、エスパーニャ対テクノバルサ
そして最終節がエスパーニャ対アミーゴス、ワールド対テクノバルサです。
テクノバルサに全力で戦って1点でも多くとることが大事でしょうね。
りゅうせい ちちのいうとおりタマスを押さえられている分、中盤のプレスは
甘くなっているので、守備に追われてるなど甘えたこといわないでこうせいが
前へ出ていくしかないと思います。今まではボールが来たらまず、自分でドリブル
というのをあいてに読まれてプレスの餌食になっていました。
シンプルにタマスにつなぐことを心がけるようになった分、敵のターゲットも
右サイドにシフトしているので勇気を持って飛び出していってほしいです。
アレビンのこうしろう君、インファンティのかずき君と各年代の主力が
まかされてる大事なセンターのポジションなので、実力が伴わなくても
精一杯、力を出し切ってほしいです。
決勝は20分ハーフの多くの観衆が見つめる大舞台!そこまでなんとかいって
全力で戦ってほしいです。
大会終盤にきて、サムライ少年は全員が全力で戦ってます。
昨日はかいせい君とかずき君のワールドの感動的な初勝利も見れました。
ベネズエラチームの快進撃、植松さんも書いてるようにたかひろ君とけんご君の
日本人らしいすばやいポジション交換で巨漢のディフェンダーをすり抜けていく
コンビネーションプレーは観衆からもどよめきと歓声があがってます。
たかひろ君は最後の試合でフリーキックの壁に入り、相手の2周りは大きい選手が
「お前、ねらっただろ!!」
というような強烈なシュートをたかひろ君の腹に炸裂させました。が、すぐに
腹をかかえながら必死で走ってボールに食らいついていくファイターぶりを
見せてます。
あとなんといってもアレビンのサムライカルテットチームの準決勝ですね。
小5の試合でこんな激闘はなかなか見れないと思います。
こうしろう君のスーパーシュートが決まったときは、いける!と思ったんですが。。
最終日、悔いをのこさず全員が全力を出し切ってほしいと思います。
投稿情報: こうせい父 | 2011/07/31 07:44
帰国の日を指折り数えていたのが、どこへやらという思いです。
まだまだ現地でプレーさせてあげたい思いの方が強くなり始めています。
植松さんの“劇薬”をもっと注入してあげて下さい。
…が、どんな劇薬でも、当の本人の意思が変わらない事には。
ただ、今回の豪風雨が今までのSHOKIの消極的なプレーや恐れる精神を全て洗い流してくれたら良いのにと思ってます。
自分を信じ、残り1%まで諦めない事!!!
恵みの雨となる事を期待してます☆
投稿情報: Shoki mama | 2011/07/31 12:25
ベンハミンワールドチームの快進撃は、KOSEI君のシンプルプレイのおかげだったんですね。
チームはなんとか生き残っているみたいですが、みんな一皮むけないと優勝は困難かもしれませんね。でも試合が流れた分、もし決勝にいけたら疲れが少ない状態で試合に望めることは優位に働くかもしれません!
最終日、悔いのないように全力を出し切って欲しいですね。
投稿情報: りゅうせい ちち | 2011/07/31 13:59