「1部リーグを戦いたい」という気持ちから、移籍を決意したMASATOU。
新チーム、グラマネットでの2011-12シーズンがいよいよ始まりました。
この日は、早速強化試合。ホームに強豪MERCANTILを迎えての一戦です。
前半はベンチスタートとなったMASATOU。1-3とリードされた展開から、4-3-3の右MFで後半から登場です。先シーズン、コルネヤでは右サイドバックが主戦場だったMASATOU。グラマネットでは、攻撃的なポジションでの起用が多くなりそうです。
しかし、多くの新加入選手を加えたと言うグラマは、まだまだ組織としてのチームプレーが機能しておらず、ややバラバラ感が感じられます。特に、守備組織が脆く、前半は相手のセンターフォワードの9番に好きなようにやらせてしまい、前半だけでハットトリックを決められてしまいます。
さて、MASATOUは、「まだチームメイトの名前が全然分からない。」と言う中、なかなかボールを受ける事が出来ません。バルサでいうチャビの位置でプレーしているだけに、もっともっと頻繁にプレーに顔を出し、チームのリズムを創出したいところ。身振り手振りでパスを呼んではいるものの、まだまだ、“俺によこせ”的なオーラが感じられず、味方に良いパサーがいないのも手伝って、MASATOUのボールタッチの数は上がって行きません。
ボールを持てば、きっちりと仕事が出来るMASATOUだけに、もっとボールを呼び込み、もっとチームに参加して行く事が肝要です。
また、球際の攻防も、まだまだ脇が甘い。せっかく、先シーズン、コルネヤで激しいディフェンスを覚えただけに、それをここでも発揮していかなければなりません。
新チームゆえの遠慮からか、物足りなさが感じられます。
途中から、センターフォワードの位置にコンバートされたMASATOU。一度、楔のパスをターンしながら右へ持ち出して相手センターバックを置き去りにし、角度の無い位置からシュート、と思いきや、左サイドでフリーの選手にセンターリングを送る絶好のお膳立てをしたプレーでは、味方のシュートが相手GKのファインプレーに防がれるシーンがありました。
がしかし、試合はグラマのディフェンス陣が崩壊し、1-7で敗れてしまいました。こんなパフォーマンスでは、1部リーグで間違いなく苦戦必至のグラマ。開幕までの1ヶ月間で、どこまで仕上げて行く事が出来るのか。ピトゥ監督のお手並み拝見です。
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