7月29日
Hola! Muy Buenos dias!
さて、大会も終盤へ突入。昨日、テクノ・エスパーニャにきっちりと借りを返したAlevinチーム。勝ち点でも首位に並びました。本日の相手は、テクノ・バルセロナです。4人の選手の活躍はいかに?はたまた、快勝から一転、昨日敗戦を喫したBenjaminチーム。どのようにゲームを立て直すのか、様々な要因が絡んでの敗戦ではありましたが、チームとして、個人として負けが許されない今日の一戦。注目が集まります。
試合前、トリビオ監督の長いミーティングが行われました。首位に並び、一戦も落とすことのできない戦いが続くWorld team。試合前のアップにも緊張間が漂います。右サイドにはもうすっかり定着したKYOSUKE。今日は先発にTATSUKIが選ばれます。得意の左サイドでどこまで通用するか見ものです。そして、ディフェンスラインにはチームの大黒柱であり、ゴールも奪えるDFジョルジオス。毎試合、彼のプレーについて素晴らしいと評価をしていますが、彼の父親の話によれば、現在彼は、ドイツのフランクフルトの下部組織でプレーし、この夏のオフシーズンを使って新天地をバルセロナに求めて、挑戦に来ているとのこと。実際バルセロナに来る前は、ポルトガルの名門ベンフィカ。そして、イングランドの強豪。バルセロナを苦しめたチェルシーの練習にも参加、しかも旅費等は全てクラブ持ちの招待によってです。驚くのはこれだけではありません。その両チームのTRYOUTにはしっかりとパスし、ベンフィカでは、将来どこまで背が伸びるかがわかるという、科学技術を駆使したプロばりの身体測定を行い、190cmまで成長すると見込まれています。現在も160cm近くある彼は、周りと比べると大きく見えるのですが。そんな彼にベンフィカが出したオファーは月3,000ユーロという価格。日本円にして約40万円。家族ごとポルトガルに住んでほしいとの熱烈なラブコール。かと思えば、もう一方のチェルシーは月4,000ユーロというさらに破格のオファー。10歳にしてこの提示額。それだけ、優秀な才能を持っているということなのでしょう。それだけすごいこのジョルジオス。しかし、本命はここバルセロナでプレーすることのようです。末恐ろしいプレーヤーです。今日もクリスティアン、ディミトリ、そしてダビッドという6人のメンバーでのスタートとなります。
前半キックオフ。開始直後、背番号8番。くりんとした髪型のミゲルがさっそくゴール前にボールを持ち込むとシュート!ゴール!World team、幸先よく先制点を奪います。3-2-1というフォーメーションではありますが、攻撃時は1-4-1とサイドの運動量が求められるという話は、昨日もしたかと思います。安定したディフェンスを見せるジョルジオスですが、一瞬のつきを突かれます。ペナルティエリアの中に侵入したテクノ・バルセロナ。混戦からこぼれたボールがFWの足もとにこぼれます。一瞬オフサイドかと思い、足が棒立ちになってしまったWorld teamDF陣。
ジョルジオスが長い足を延ばすも時すでに遅し。1-1と同点に追いつかれてしまいます。立ち上がりからお互いゴールを奪う激しい展開に監督のトビリオのコーチングの声にも熱が入ります。今日も果敢にシュートを狙っていくディミトリ。力強いドリブルで突破しゴールを狙いに行きます。TATSUKIも必死にボールに食らいついていきますが、なかなかボールを奪えません。これも度々言っていることですが、足先だけボールを奪いに行くため、相手にひょいっとかわされてしまうTATSUKI。それでも、体を寄せてバランスを崩しながらもついていこうという姿勢は徐々に見られるようになってきました。
拮抗する各チームの攻撃と守備。その均衡を破ったのは、テクノ・バルセロナでした。前線サイドからしっかりと攻撃を組み立て、中央へパス。相手7番がこれをしっかり決めます。多少ディフェンスラインの連携のミスとも見え、キーパーとKYOSUKEに文句をいうジョルジオス。何が何でも失点をしたくない。負けたくないという気持ちの表れ。ドンマイではすまない。点はなんとしても取られてはだめなんだという気持ちの表れなのでしょう。
1-2と逆転を許したWorldteam。右サイドのミゲルがサイドをドリブルで持ち上がります。切り返して、少しコントロールが乱れたものの、なんとかセンタリングを上げます。中央にいたTATSUKIのもとにボールは飛んできます。しかし、TATSUKI、ミゲルがコントロールミスしたところで少し気を緩めたか、出足が一歩遅れてしまいます。なんとか、左足を延ばし、ボールに触るも、ボールはゴールの左にそれてしまいます。常にゴールを意識しているディミトリのようにシュートの意識を持っていればゴールになりえたシーンでした。「たられば」では、ありますが、早いプレッシャーの中でゴールを上げるには、常にゴールへの意識を持ち、その一瞬を逃してならないのです。
その数分後、World
teamに再びチャンスが訪れます。中央からボールを持ち上がったディミトリがいつものように力強い突破から豪快なシュートを決め、2-2とし、ゲームを振り出しに戻します。そして、迎えた前半18分。TATSUKIが左サイドでボールを受けると、
相手をうまくかわし、するするとドリブルで1人、2人と突
破。残るは、キーパーと1対1というシーンで、スライディングを足に受けファールを獲得。PKかとも思われましたが、審判の判断はわずかにペナルティエリアの外。ここで、蹴るのかTATSUKI?しかしここで、再び上がってきたのはジョルジオス。監督からの絶対の信頼を得ているジョルジオスにFKを奪われてしまいました。その後、再びボールをキープし、右サイドのKYOSUKEへパスを展開するTATSUKI。KYOSUKEはボールを受けると、縦へ突破。2人に囲まれるもうまくボールを切り返し、クロスを上げます。それに飛び込んだディミトリ。しかし、ボールは枠の外。いい形を作りますが、なかなか点を奪えません。左サイド、少しポジションを下に落とし、ボールをもらいに下がるTATSUKI。フリーでボールを受けることがありますが、スペースがあるにも関わらず、スピードに乗ってボールを前のスペースに運ぶことができません。前にスペースがあると見るや否や前へドリブルを仕掛ける選手とは対照的に、どうしてそこでパスをしちゃうの?というような横パスをしてしまうTATSUKI。このプレーの後に、交代を告げられてしまいます。相手がいるときにかわすドリブルはTATSUKIの得意とするところですが、空いたスペースへのスピードにのったドリブルをすることができません。さて、ここで前半終了。前半出場機会のなかった、SHOGOとTAIGA。後半は出てくるのでしょうか?
後半開始。はじめにSHOGOが左サイドの高めの位置で投入されます。ファーストシュートはジョルジオス。左サイドのライン際に上がり、ワントラップで相手をかわすと、すかさずミドルシュート。ボールは僅かに枠の外へとそれましたが、チャンスと見るやすかさずシュートを狙うこの姿勢を見習いたいところです。後半
主導権を握るWorld team。FWのディミトリもゴールへと襲い掛かります。SHOGOも前線からしつこいプレッシャーをかけていきます。後半5分。ディミトリが足を少しくじいたところでトップの位置にTAIGAが投入されます。気合いの入った様子でTAIGAもプレッシャーをかけてアピールします。右サイドのKYOSUKEがボールをカットすると、中央のSHOGOへ。SHOGOがドリブルで前へしかけると右に開いたTAIGAへパス。しかし、このパスは相手にカットされてしまいます。残念。チャンスの続くWorld team中央に上がったクリスティアンが相手GKの頭上を抜くループシュートを決め3-2と勝ち越します。俄然勢いがつき、TAIGA・SHOGOのゴールに期待がかかります。迎えた9分。右サイドのKYOSUKEがスローインで入れたボールをクリスティアンがゴールライン際まで切り込みSHOGOへゴロでのクロス。丁寧にインサイドでシュートをするSHOGO。しかし、またしても、ふかしてしまいます。まずは、枠にシュートを飛ばすこと。丁寧に行き過ぎたがためのミスなのかもしれません。じゃあ、思い切り打てば入るというわけではありませんが、丁寧に蹴ろうとすればするほど、弱気な姿勢でのシュートになってしまっているSHOGOの姿勢が気になります。TAIGAも右サイドから中央にかけて、ロングフィードのボールを受けますが、トラップして、ボールをキープすることができません。後ろからの相手のプレッシャーを受けながらの難しいトラップではありますが、相手との駆け引きをすることなく無理な体勢でトラップをするため、すべてボールが足に当たって跳ね返ってしまいます。もう一つ気になる点は、前を向けないこと。ゴールに背を向けてのプレーが多いこと。前を向いていれば、シュートを打てるという状況でも、その準備ができていないために、わずかなシュートチャンスを逃していることが多いTAIGA。ミゲルもそうですが、スペインの子はターンがとても上手です。前を向くという意識がとても強いのかもしれません。
さて、ゲームはジョルジオスのオーバーラップからの強烈なシュート。FKで得点を重ねていき、5-2とWorld teamが勝利を決定づけます。そして、KYOSUKEに代え、TATSUKIをセ
ンターに投入するトリビオ監督。TATSUKIも徐々にではありますが、そのプレッシャーに慣れてきたのか、テクニックを発揮します。技術的に高いものをもっているTATSUKIではありますが、それはプレッシャーが少ない場所において通用してきたもの。今は、そのレベルに少しずつ適応できているところ。強くあたったり、重心を落としたりと試行錯誤しているようです。点を取りに行くテクノ・バルセロナ。手薄になったディフェンス陣にカウンターで攻め上がるTAIGA。ジョルジオスからの縦への長いパスをコントロールすると2vs1の状況。打てると思ったものの、TATSUKIへのパス。ダイレクトでSHOGOへ送ったパスは、前方へ大きくそれてしまいます。まずは、チャレンジしてほしいというはがゆい思いが募ります。最終的にもう1点重ねたWorld team。終わってみれば6-2と圧勝で終わりましたが。気になったのはKYOSUKEのディフェンス。許した2失点ともにKYOSUKEの位置から生まれた失点。縦へのスピードにはしっかり対応できるKYOSUKEですが、くっと変わる横の動きに弱いということ。また、自分の後ろのスペースへの意識が弱いために、この大会中、何度も裏をつかれるシーンが見られます。足もはやく、そこそこ強い当たりのできるKYOSUKEはそれでも、対応しきれてしまうところもありますが、それに頼りすぎて、大事な部分を学びそびれている部分もいくつかありそうです。
試合に勝利したものの、まだまだワールドレベルに入りきれないAlevin組。それでも意識の部分では少しずつ変わってきているのは伺えます。大会も残りわずか。Benjaminチームのように今日はよかったと報告できるゲームを期待したいと思います。
さて、本日Benjaminチームはテクノ・バルセロナとの対戦です。
昨日惜敗を喫したテクノ・スペインの兄弟分、負けられない一戦です。
何とかこの試合に勝利して、全勝のテクノ・スペインがプラン・マルセに敗れる奇跡を祈りたい所です。
さて、今日のフォーメーションは2-3-1、GKアントニオ、2バックの右に大柄のセバスチャン、左にSORA、中盤は右にセルヒオ、中央にKOSHIRO、左にラウール、1トップにルイスが入ります。そしてここでサプライズ!!!
何と、相手チーム、テクノ・バルセロナに昨日まで一緒に戦って来たサンチアゴがいるではありませんか!!!
大会中の異例の電撃移籍!!!テクノ・バルセロナは幾ら積んだのでしょうか!?
いずれにせよ、対戦相手の戦力を少しでも弱め、兄弟で大会の1・2フィニッシュを決めたいという目論見は見え見えです(笑)!
さて、試合は両チーム互角の攻防からスタートします。
中
央で存在感を示すKOSHIROは、巧みなボールコントロールで中盤の主導権を握ると、そこから右のセルヒオ、もしくは左のラウール、時には前線のルイス
へパスを供給します。しかし、相手の粘り強い守備の前に、なかなか効果的にチャンスを構築する事が出来ません。それならばと今度は中央からドリブル突破を
仕掛けるKOSHIRO。しかし、2人、3人に囲まれ、ボールを奪われてしまいます。そこからテクノのカウンター。昨日と同じ試合を見ているかのようで
す。しかし、最後はセバスチャンとソラ、そしてアントニオの好守で何とか食い止めます。
すると、監督のジュリアンは10分も経過しない内にルイスに代えてTSUBASAを投入します。
すると、いきなりKOSHIROのパスを絶妙なボールコントロールで相手センターバックをかわし、ゴール正面でGKと一対一のシーンを作ったTSUBASA。しかし、シュートはGKのど真ん中。課題のシュートコントロールが出てしまいます。
シュートの基本は枠、そしてGKを外したゴールの隅へ蹴りこむ事。幾ら強烈な弾丸ライナーでも、GKの正面ではどんな下手っぴにも止められてしまいます。
しかし、足元に入って来た早いボールを飛び込んで来る相手センターバックをかわすように、尚且つ自分が相手ゴールに向かって突破出来るように絶妙に決めたボールコントロールは光るものがありました。
とTSUBASAのシュートを弾いたGKのクリアーボールが中盤でルーズボールに。このボールに一早く反応したのはセバスチャン。トラップして、やや遠目から放たれたシュートは、飛びつくGKの手をすり抜け、ゴール左に突き刺さりました。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!World Team先制です!
さらには、右サイドのスローインを受けたセルヒオが中央を走りこむTSUBASAへ。すると、中央でボールを受けたTSUBASAがセンターバックとカバーに入った中盤の選手2人に囲まれながら、巧みなステップワークで2人をかわし、シュート!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
ケ・ゴラッソ!!!ケ・マラビジョーソ!!!
マイクを持つエドゥも大興奮の一発です!!!
皆に祝福されるTSUBASA。狭い空間でも巧みなステップワークと絶妙なボール運びでシュートのスペースを構築し、そしてフィニッシュも見事に決めたTSUBASA。恐るべき7歳です!!!
さて、決して試合を諦めないテクノは、ここから反撃です。
急にギアーをチェンジしたかのように、激しいプレスでWorld Teamを苦しめます。
そして、ボールを奪ってからは左右中央からゴールを窺います。
SORAも必死のディフェンス。スペイン人ばりのスライディングタックルは、相手の足を削ってファール。
しかし、相手の攻撃を何とか止めようとする気持ちは十分に伝わって来ます。
テクノ攻勢の中、右サイドで掴んだフリーキックのチャンスをテクノの10番が左足で蹴りこむと、何とこれが絶妙にGKとディフェンスの間を抜け、弧を描いてゴール左隅に突き刺さります。2-1。テクノが1点を返します。
そこから再び尻に火のついたWorld Teamは奮闘し、一進一退の攻防が続きます。
中盤では相変わらず存在感を見せ付けるKOSHIRO。相手との競り合いでも細い体を懸命にぶつけ、相手からボールを奪います。
しかし、今日のKOSHIROは攻撃面でなかなか効果的なチャンスを構築出来ません。
左足でなかなか強烈なミドルは放ちましたが、GKの正面。
ま
た、バイタルエリアまで持ち込めるのですが、そこから2人、3人と囲まれ、潰されてしまいます。両サイドの選手への信頼が持てないからか、強引に突破を図
りますが、なかなかテクノの牙城は崩せません。そんな中、KOSHIROが中央でボールを奪い合う中、そのこぼれ球を拾ったラウールがシュート。これが見
事に決まり、World Team、3-1でリードです。
相手の中心選手、12番(Koshiro)を厳しく止めればそんなに怖くない。そう思って中央を固めていたテクノですが、そうした相手の隙を突いたラウールの好プレーです。
さて、ここで前半が終了します。
後半、ジュリアン監督はここまでの連戦で大黒柱として働いてきたKOSHIROを外し、布陣をいじって来ます。
そこでは、SORAがKOSHIROの位置、MFの中央、そしてTSUBASAが右に入ります。
KOSHIROの不在と、試合を引っくり返す為に猛攻を仕掛けるテクノの圧力もあり、試合はWorld Teamの防戦一方の展開となります。
次々とWorld Teamのゴールマウス目掛けてシュートを放つテクノ。SORAもTSUBASAも自陣のペナルティーエリア付近まで戻って守備に奔走します。
何
度も冷や冷やの場面に遭遇しながらも、アントニオのファインセーブもあり、懸命に守るWorld Teamセブン。テクノはWorld
Teamのゴールキックの時、2バックにマークを付け、3人のMFにもびっちりマークを付けています。アントニオに1トップのルイスまで蹴りこむキック力
が無い為、ゴールキックの瞬間、前掛りにインターセプトし、そこからミドルを放つというシーンが続きます。ボールがWorld
Teamの選手に渡っても、前を向かせない気迫のディフェンス。テクノの圧力凄まじきです。
そこで、業を煮やしたジュリアンは満を持してKOSHIROを投入、SORAを再び2バックの左に下げます。また、TSUBASAを1トップに上げます。
すると、World Teamのリズムが再び良くなります。そうした試合の流れの変化を同じく感じた実況のエドゥは、「World
Team、日本の誇るSUZUKI、HONDA、YAMAHAが入り、俄然勢い付きます!」と絶叫しています。
左サイド、やや遠め、相手ゴールから20mの位置で手にしたフリーキック。ボールをセットしたのはSORA。
小さい体ながら、力強いフォームでボールをキックするSORAは、ヒットすると、なかなかパンチ力があります。
そんな思いで見ていると、SORAの右足から放たれたキックは壁を越え、強烈なシュートとなってテクノのゴールを襲います。
ガーン!次の瞬間、ボールは大きく弾かれました。そう、惜しくもクロスバーを直撃したのです。
その後も、KOSHIROのパスを受けたTSUBASAが左サイドをドリブルでえぐり、キーパーと一対一の勝負。
と思ったら、懸命に戻って来た右サイドバックに足を掛けられ、TSUBASAはもんどり打って倒れこみます。
PK。
World Team、PKゲットです。
すぐさまボールを掴んでPKの位置にセットするTSUBASA。
そこへ、KOSHIROさらにはSORAも駆け寄ります。
何やら、誰が蹴るのか相談(言い争い!?)をしているようです。
KOSHIROやSORAは俺蹴りたいとばかりに自分の顔を指差しながら、ジュリアン監督に顔で懇願します。
しかし、最終的にはチャンスを自ら作ったTSUBASAが蹴る事に。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!
TSUBASA、この日2点目となるゴールをゴール右上に決め、4-1とWorld Teamはリードを広げます。
喜ぶWorld Teamの面々。しかし、KOSHIROとSORAは少し不満顔も見せていました。
まぁ、気持ちは分かりますが(笑)。
テクノも攻勢を見せるものの、なかなかゴールという結果になって実りません。
徐々にプレスの激しさも弱まり、両チームに疲れの後が見え始めてきます。
そして、ここで試合終了。
World Teamの勝利です!!!
今日のMVPは文句無しにTSUBASA。小さな体。殆どが2000年生まれの1歳年上。そんな状況(ハンデ)にもかかわらず、TSUBASAは毎日結果を出しています。特に、今日は、味方にお膳立てしてもらったというよりも、自ら、無から有を生み出したゴール。
TSUBASAの良い所は、ボールを怖がらず、相手も怖がらず、体でぶつかっていく点。大きい相手にも足先だけでプレーしていない為、深いタックルを繰り出す事が出来るのです。
また、攻撃時にはスペースを見つけ、そこに細かなポジショニング修正をしながらボールを受け、自分の間合いでプレーする術を心得ています。
また、守備時には味方の守備の穴を素早く見つけ、そこを埋めたり、相手のパスを判断良く前に出てパスカットします。
普段ボーっとした雰囲気を醸し出している彼が、そうしたプレーを意図的にやっているようには見えないのですが、少なくとも、本能から来る戦術眼、センスは7歳にして、非常に良いものを持っていると思われます。
それでは、また明日
Hasta manana!
Muy buenas noches!
by Keita Uematsu & Yuya Takaji