【ホペイロDAIKIのレポート】
6日目、午前中はカンプノウツアー。ホテルから歩いて約20分程の位置にあるカンプノウまでは、バルセロナらしい快晴の中、歩いて向かいます。スタジアムに到着し、まずはみんなで記念撮影。その後、スタジアムツアーを行います。バルサが今まで残した、数々の功績を展示しているミュージアム。選手達は、目を輝かせてカメラ撮影をしていました。続いて、スタジアムが一望できる、スタンドに向かいます。10万人近くを収容することのできるカンプノウ。その大きさは圧巻です。その後はアウェイチーム用のロッカールーム、記者会見場を通過し、ピッチサイドへ。昨日、張り替えられたばかりの、綺麗な芝生が広がるピッチ。ピッチサイドに立つと、さらにスタジアムの大きさを感じ取ることができます。そこからはエレベーターを使い、最上階にある記者席へ。ここから見える景色も、また一味違って、選手達は興奮している様子でした。そして最後にバルサショップへ。このバルセロナ市内最大のバルサショップで、約1時間を使い、それぞれ買い物を楽しんでいました。カンプノウツアーを終えた聖和学園は、カンプノウの近くにある、スペインレストランに向かいます。ここで、昼食を堪能した後は、ホテルで30分ほど休憩し、スペイン遠征の最終戦であるMolletに向かいます。
しかし、バスが予定通り来ないというハプニング。さすが適当な国スペイン。試合会場に到着したのは、試合開始20分前。しかし、対戦相手もまだアップをしていない状況。そんな中で最終戦は行われました。 とうとう最後の試合を迎えた聖和学園。ここまで5試合を戦い、0勝5敗と白星がありません。なんとしてでも1勝して帰りたいところ。今日の相手はMollet。バルセロナから約30分ほど北上した位置にある町クラブとの対戦です。 試合は立ち上がりから失点しまう展開。ディフェンダーのミスでボールを失い、あっけなく1点を失う。その後、ゴール前で2度、キャプテンHARUKIに絶好のチャンスが訪れるが、ことごとく外してしまう。前半35分には、相手左サイドバックのロングボールから裏を取られ、キーパーが飛び出したところを、ループシュートを決められ、追加点を許す。しかし、その2分後に1点返すことに成功する。ゴール前で得たフリーキック。キッカーは右サイドバックのDAISUKE。長めに取った助走から、繰り出されたシュートはゴールネットに突き刺さる。前半を、1点ビハインドで折り返す。 後半2分、ピンチを迎えるも、後半から入ったキーパーNOZOMIのファインセーブなどで、ピンチを凌ぐ。しかし4分、ロングボールに飛び出した左サイドの選手からのグラウンダーのクロスから失点、1-3とされます。反撃に出る聖和学園は、ゴール前で華麗なテクニックを披露。ダブルヒールでペナルティエリアに進入し、最後は15番のHIGUCHIがシュートするも、ここはキーパー正面。迎えた12分、キャプテンHARUKIがペナルティエリアにドリブルで仕掛け、最後は6番のYUTOが押し込み、1点を返す。26分には、相手FWにキーパーをかわされ、シュートされるも、32番YUTOが戻り切り、ピンチをしのぐ。35分、相手に削られ足を痛めていた6番YUTOが、果敢にドリブルで仕掛け、中央で相手を3人かわしシュート。左隅に決まり同点。さらに1点奪って勝ちきりたいところだったが、試合はここで終了。最終戦を3-3の引き分けで終えることになった。