遂に、明治大学サッカー部のスペイン研修プログラムでやって来た2人、SHOTAROとRYOHEIのチャレンジも、最終日を迎える事となりました。滞在していた「サムライ少年の家(山暮荘)」の寮母リリーや、他の仲間とも再会を近い、バルセロナ空港より、機上の人となりました。
果たして、今回の2人の体験は、今後、彼らにどのような影響を及ぼすのでしょうか!?それは、これから、その成果が現れる事を期待して行きたいと思います。
最後に、2人の今回の留学の総括インタビューを掲載し、この章を締めたいと思います。
SHOTARO、RYOHEI、更にパワーアップした姿を、関東リーグで見せてくれ!!!
①まずは、4週間の率直な感想は!?
SHOTARO「本当に充実したものになりました!これだけ中身の濃い4週間は今までなかったと思います!」
RYOHEI「とても楽しみにしていたスペイン留学は、予想以上に充実した日々となりました。とても短かく感じました。」
②改めて、スペイン人の特徴、日本人より上の面は!?
SHOTARO「勝ち負けに対する執着心だったり、シュートへのこだわりが日本と全然違うなと思いました。試合に勝ちたいからこそ、激しいプレーが生まれるのではないかと思います。」
RYOHEI「日本人だと、長身選手は足元の技術が低く、身体に頼ったプレーヤーが多いと思うんですが、スペイン人は身体が大きい上にテクニックも伴っていて、そこが優れていると思いました。またシュート技術も日本人より高いと思いました。」
③1部の試合、2部の試合、そして3部では実際に練習参加したけども、スペイン人全体的に言える共通点と、カテゴリーによる違いは!?
SHOTARO「共通してることは、止めて蹴るの動作がみんな上手いことです。その中で違いを感じたのは、試合のスピード感がカテゴリーが上がるほど速くなっていくと思います。」
RYOHEI「身体が大きいことや、パスを繋ぎたがるところが共通点。バルセロナのスタイルに影響されているのかなと思いました。カテゴリーが上がるにつれパススピード、技術、スピード感などが高くなっていると思いました。」
④スペインに来て、浮き彫りになった自分の課題は!?
SHOTARO「もっと勝ち負けに対する意識を持たなければいけないと思いました。明治に来て勝ち負けに対する意識は持てるようになったと思っていましたが、本場はさらに意識が高かったです!」
RYOHEI「シュートの精度やキックのバリエーション、シュートレンジの狭さ、パワー不足は感じました。」
⑤スペインでも自信になった自分のプレーは!?
SHOTARO「自分の左足にさらに自信を持ちました。あとはシュートが意外と入ったので日本に戻った時は積極的にシュートを打ちたいと思っています!」
RYOHEI「元々得意なボールキープや相手をかわすところです。周りを生かしながらボールを運んで行くところも全然できるなと思いました。」
⑥チーム、組織として、明治がバダロナより優れている点は!?
SHOTARO「守備のプレッシャーの速さだったり切り替えの速さは明治の方が優れています!」
RYOHEI「チームとしての運動量や守備時のプレスの早さ、球際の強さは優れていると思いました。」
⑦苦労した事は!?
SHOTARO「間違いなく言葉が通じないことだと思います。練習の意図がわからないまま練習に入ればいいプレーは見せれません。私生活のでも言葉通じないのは苦労しました。」
RYOHEI「やはり言葉が通じないことです。予想はしていましたが、予想以上に伝えることが難しいし、理解することも難しかったです。」
⑧思い出ベスト3は!?
SHOTARO「3位は同じ寮に住んでいた人達でビーチサッカーに行ったことです。寮の人達がいい人ばかりでとても感謝しています!2位はカーニバルです!ただ馬に乗った人が投げたアメをひたすら拾うだけなのですが思い出に残っています!1位は何と言ってもバルセロナの試合です!90分で試合が終わらないでくれと思ったのは初めてでした!」
RYOHEI「1:カンプノウでのバルセロナの試合
2:バダロナでの経験
3:エスパニョール寮での交流 」
⑨スペイン(海外)で成功する為には何が必要だと思う!?
SHOTARO「やはり飛び抜けた武器を持つことと、海外の選手にはない違いをつけれる選手にならないといけないと思います。」
RYOHEI「まずはその国での語学力は最低でも必要だと思いました。後はチームに日本人(自分)の特徴を出せるように工夫することと、数字で結果を残すことが必要だと思いました。」
⑩明治とバダロナがガチで試合をしたら、どういう展開になって、何対何でどっちが勝つ!?笑
SHOTARO「拮抗した試合になると思います!0-0のまま試合が進み、自分のミドルで1-0で明治が勝つ!!!」
RYOHEI「序盤から中盤は五分五分の展開で、終盤にかけて運動量で上回る明治が点を奪い、2-0で勝利!!!」
⑪最後に、今後の明治での目標、そして、その先の目標を聞かせて欲しい!
SHOTARO「まずは明治で試合に出場する機会をもっと増やさないといけないと思います。ただ、明治で試合に出ることだけに固執する必要はないと思いました。明治で4年間真剣にサッカーをすれば、何の経歴もいらない海外なら、十分やって行けるという自信がついたので、プロで活躍するには何が今の自分に必要なのか考えて行動したいと思います。」
RYOHEI「この一年間を通して試合に安定して出場して活躍すること。攻撃陣を引っ張れるような存在になりたいです。今回のスペイン留学でプロサッカー選手になるという覚悟を決めて、これからサッカーに取り組んで行きたいと決意したので、大学卒業後は日本にかかわらず、一部リーグでプレー出来るようにしたいです。