投稿情報: 20:30 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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いよいよお別れの時、SHUTO、RIKU、REIの3人は、仲良く同じ便にて、8:10発フランクフルト行きに乗り込み、機上の人となりました。
RIKUは今回、誰よりも長い4週間、バルセロナに滞在し、SPORTバルサスクールキャンプ、エスパニョールキャンプ、そして、ワールドカップ・サッカースクールトーナメントに参加しました。
RIKU「最初は長く感じたけど、でも、今思うとあっという間。」と語るRIKU。今回の濃厚な4週間の間に、多くの仲間と出会い、多くの体験をし、多くの事を感じ取ったと思います。フットボール面では、彼の武器を確認出来、と同時に、多くの課題も見つかりました。これからは、自分の武器に自信を持って更に磨きを掛けると共に、自分に足りないものを身に付ける努力をして行って欲しいと思います。
長い間お疲れ!RIKU!!!
REIは、大会を通じ、最も自分の能力を表現出来た選手でした。特に、スピードや俊敏性、フェイントやボールタッチなどの技術には、非常に良いものを持っており、今後、更にそうした武器を磨いて行って欲しいと思いました。一方、今よりも更に良い選手になる為にも、やはりフィニッシュの精度のレベルアップは必須です。また、小柄なだけに、パワーやボディーコンタクト勝負になると厳しい中、屈強な相手に対する身のこなし、ファーストタッチの精度、ボールの置き所などの細かい部分を洗練して行って欲しいと思います。
思えば、SHUTOはおよそ3週間前、エスパニョールキャンプに参加していた際は、「日本に帰りたい。」「1週間で十分。」「お母さんと話がしたい。」と早速ホームシックに掛かり、毎日涙を流していました。言葉も、文化も、食べ物も、何もかもがいままでの自分の周りの環境と違い過ぎて、面食らってしまったのでしょう。“君がここに来る為の費用を稼ぐ為に、お母さんがどれだけ働いたと思う!?君が行って見たい!って言ったから、お母さんはそれに応えてくれたんだ。そのお母さんの気持ちを裏切っていいのか!?そんな簡単に「帰る」なんて言っていいのか!?日本のサッカー少年なら、誰だってスペインに行って見たいと思うだろう。でも、皆が皆それを実現出来るわけじゃない。でも、君はお母さんのお蔭で、この場に来ることが出来ているんだぞ。」そんな声を掛け続け、時には厳しく突き放した時もありました。そんな彼も、3週間が経過し、10日間に及ぶワールドカップ・サッカースクールトーナメントも乗り切り、随分と逞しくなりました。最初は外国人に対し、アレルギーを発し、ビビッていたSHUTOは、いつしか、球際をがっつりと行けるミニファイターに変貌していました。そうして、いつの間にか、SHUTOの涙が見られなくなっていました。笑。フットボールでは、まだまだ学ぶことの多いSHUTO。しかし、彼はこの夏、これからの彼の人生に置いて、とても思い出深い、自信を得た体験をしたのでは無いでしょうか。最後に、彼に質問してみました。
“また、スペインに来てみたいかい!?”
SHUTO「うん、また来たい!」
皆!また会おう!!!
Hasta la vista !!!
投稿情報: 19:10 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
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とうとう、ワールドカップ・サッカースクールトーナメント2013も最終日を迎える事となりました。
残念ながら、我らがサムライ少年4人衆は、いずれも決勝トーナメントベスト4に進出する事が出来ず、この日は10分1本のトライアングル5~7位決定戦をそれぞれ2試合戦い、最終的な順位を決める事となりました。
SHUTO擁するToros NegrosはBalearと戦い1-0で勝利する一方、Águilasには1-2で敗れ、結果、決勝リーグ同様、6位にて、最終順位を決定しました。
Alevin2003年大会総合順位は以下の通り。
1位: Selección 2003(2002年リーグ2位/2003年決勝リーグ1位)
2位: Salgue(スペイン/ポンテベドラ/2003年決勝リーグ3位)
3位: Polish(ポーランド/2003年決勝リーグ2位)
4位: Jaguares(2003年リーグ3位/2003年決勝リーグ4位)
5位: Águilas(2003年リーグ1位/2003年決勝リーグ7位)
6位: Toros Negros(2003年リーグ4位/2003年決勝リーグ6位)
7位: Balear(2003年リーグ2位/2003年決勝リーグ5位)
続いて、Alevin2002年大会。KAI & RIKU擁するSpanish WolfsはSalgue戦、Austria戦をいずれも1-1で引き分け、総合順位は1つ上げて6位でフィニッシュする事になりました。
1位: Selección 2002(2001年リーガ2位/2002年決勝リーグ1位)
2位: Rayo Vallecano(名門プロクラブ/2002年決勝リーグ2位)
3位: Portugal(2002年リーガ4位/2002年決勝リーグ4位)
4位: Suecia(2002年リーガ首位/2002年決勝リーグ3位)
5位: Salgue(スペイン/ポンテベドラ/2002年決勝リーグ5位)
6位: Spanish Wolfs(2002年リーガ3位/2002年決勝リーグ7位)
7位: Austria(2002年リーガ5位/2002年決勝リーグ6位)
最後はREI率いるToros Negros。この日はJaguares戦はREIのゴールはあったものの、試合は2-1で敗れ、最後の試合はPortugal戦、結果は0-0のドローでした。その結果、Toros Negrosはまさかの総合順位7位に終わる形となりました。
1位: Selección 2001(2001年リーグ1位/2001年決勝リーグ1位)
2位: Atletico Madrid(言わずと知れた名門プロクラブ/2001年決勝リーグ2位)
3位: Salgue(スペイン/ポンテベドラ/2001年決勝リーグ3位)
4位: Águilas(2001年リーグ4位/2001年決勝リーグ4位)
5位: Portugal(2001年リーグ最下位/2001年決勝リーグ最下位)
6位: Jaguares(2001年リーグ4位/2001年決勝リーグ6位)
7位: Toros Negros(2001年リーグ3位/2001年決勝リーグ6位)
残念ながら、結果が出なかったサムライ4人衆。この悔しさをバネに、これからの長い長い人生、頑張って行って欲しいと思います。
SHUTO(Toros Negros 2003)
全14試合 3勝1分10敗 3ゴール
KAI & RIKU(Spanish Wolfs 2002)
全16試合 4勝4分8敗 KAI0ゴール/RIKU4ゴール
REI(Toros Negros 2001)
全18試合 8勝2分8敗 REI9ゴール
大会最後は、恒例のエキシビジョントレーニングが行われ、その後、閉会式。全員にメダルや大会終了証、フットボール通信簿が渡されました。
さぁ、これで、大会も全日程を終了です。
厳しい暑さの中、10日間を共に闘った仲間達と別れ、会場を後にしました。
最後は4人で一緒にバルセロナのビーチを堪能しました。
現地在住のKAIとはここでお別れ。最初は大人しかったKAIも、日に日に口数が増え、最後は皆と仲良く過ごすようになって行きました。4年間暮らしたバルセロナも、この夏がバルセロナで過ごす最後の夏になるとか。きっと、このワールドカップ・サッカースクールトーナメントは、KAIのバルセロナの良き思い出の一つになった事でしょう。
残りの3人は、明日、日本への帰国します。
投稿情報: 17:58 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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さぁ、大会も残り僅か2日。今日は、決勝リーグ最終日。この日、明日の優勝を懸けての戦いに生き残れるか、否かが決します。
では早速、参ります。
まずはAlevin2003年大会。
昨日の3敗で決勝トーナメント進出が非常に厳しい状況となったSHUTO擁するToros Negros。この日の初戦はカップ戦の為に特別参加しているSalgueとの一戦です。SHUTOは1トップとして先発出場し、10分までプレーしました。ゴールが求められるポジションで、SHUTOはこれまでのゴールシーンが示すように、ここだと言う場面でゴール前に顔を出し、ゴールを決める事が出来る。しかし、なかなかその“ここだ!”と言うシーンが見いだせない時、自分でそれを創出するような仕事が出来ません。自分でドリブルで持ち込んでシュートするとか、フィニッシュに繋がる組み立て、パスワークに加わるとか。それと、1トップと言うポジションでは、当然、相手センターバック達がマークに付きます。それをはがすdesmarque(マークを外す動き)に工夫が見られません。相手センターバックにマークされているポジションにいては、ボールを呼び込む事は出来ません。仲間が上手い事お膳立てしてくれたチャンスには絡む事が出来るが、自らの技術、戦術でそうしたチャンスを創出する事が出来ない。今後に向けて、SHUTOの大きな課題になって来ると思います。試合は、拮抗した展開ながらも、貴重な1点を叩き出したSalgueが0-1で勝利を収めました。
これで、Toros Negrosの4位以上の可能性が無くなり、決勝トーナメント進出の望みは絶たれる事となりました。
続く2試合目、Selección 2003との戦い。同チームはリーガでは1歳年上の2002年のリーグ戦を戦い、しかも2位となった強豪チーム。苦戦は必至です。しかし、相手に多くの負傷者が出ていた事で、本調子でなかった相手を尻目に、Toros Negrosが猛攻を仕掛け、なんと!3-0で勝利!!!最後の最後で、遂にToros Negrosは初勝利を手にする事に成功しましたぁ!!!SHUTOは20本1本勝負のこの試合で最後の6分間に出場し、前線からボールを追いかけまわして守備に貢献、勝利を手繰り寄せました。
勝利の喜びがこれ程までに大きいものとは。それをToros Negrosのメンバー達は身を持って体感したと思います。
最後は3試合目、Águilas戦。リーグ戦1位だった強豪チームです。
しかし、嬉しい嬉しい初勝利を手にしたToros Negrosには、これまでのうっ憤を晴らすかのようなエネルギー、ハングリー精神が味方します。そして、その原動力となったのが、怪我から復帰したエースのAlex。先ほどの初勝利でも大きく貢献した彼は、この試合でも左サイドを切り裂く強烈なドリブルを披露します。そして、Toros Negrosが先制点!更には、10分過ぎに追加点を入れて試合を優勢に進めます。SHUTOは残り5分で投入されるも、思うようなプレーがなかなか出来ません。最後は猛攻からÁguilasに1点返されたものの、Toros Negrosは何とか逃げ切って、2対1で連勝を遂げました!が、自分のプレーが全然出来なかった悔しさからか、試合後、SHUTOは口数少なくロッカールームへ下がって行きました。
Toros Negrosは、明日の最終日、5~7位決定戦に回る事になります。
Alevin2003年大会決勝リーグ順位は以下の通り
1位: 勝ち点13 Selección 2003(2002年リーグ2位)
2位: 勝ち点11 Polish(ポーランド)
3位: 勝ち点10 Salgue(スペイン/ポンテベドラ)
4位: 勝ち点 8 Jaguares(2003年リーグ3位)
5位: 勝ち点 7 Balear(2003年リーグ2位)
6位: 勝ち点 6 Toros Negros(2003年リーグ4位)
7位: 勝ち点 4 Águilas(2003年リーグ1位)
<決勝リーグ総括>
リーグ戦では戦わなかった招待チーム等新参戦組が上位3位を独占。一方、リーガでは首位だったÁguilasがまさかの最下位。一方、我らがSHUTO擁するToros Negrosは、ここに来て大会初勝利を含めた2勝を上げ、最下位を脱したのは、健闘したとも言えるだろう。
続いてAlevin2002年大会。昨日勝てる試合を落とし、1勝2敗で苦しい決勝リーグの戦いの口火を切ったKAI & RIKU擁するSpanish Wolfs。今日の3試合で最低でも2勝する事が、明日の決勝トーナメント・セミファイナルに進む為の絶対条件です。この日の初戦はSelección 2002。リーガでは1歳年上のInfantil2001年大会に出場していたにもかかわらず、REIのSpanish Wolfsより上の堂々の2位の成績を収めた同チーム。強敵である事には間違いありません。
試合はRIKUが1トップで先発出場、一方、KAIはベンチスタートとなります。KAIは20分1本勝負の10分の時点で左ハーフとして登場します。一方、RIKUは10分に交代で退きます。
試合は自力に勝るSelección 2002が主導権を握る形で進み、一時は1-1の同点に追いつくも、最終的には1-3で敗れる結果となりました。その中で、我らがサムライ少年コンビは殆ど際立った仕事をする事は出来ませんでした。
これでSpanish Wolfsは明日のセミファイナル進出の為には、もう1つも負ける事が出来ない状況となりました。
続いてSalgue戦。この試合では、RIKUは左サイドハーフで先発出場します。一方、先ほどの試合と同様、半分の10分の段階で、KAIがRIKUに代わって出場します。
先制されるSpanish Wolfs。しかし、Spanish Wolfsも反撃、分厚い攻撃を繰り出す中で、RIKUが放った強烈なシュートをGKがかろうじて弾いたところを仲間が詰めてゴール。Spanish Wolfsが同点に追いつきます。しかし、その後、Salgueが2点を追加し、勝負あり。1-3でSpanish Wolfsは敗れる結果となりました。
この結果、明日の決勝トーナメントセミファイナル進出の夢は、この時点叶わぬものとなりました。
この日の最後はRayo Vallecano戦。マドリード近郊の名門プロクラブのチーム。もっとも、今回はスクール選抜として来ていますが、Atletico Madrid同様、かなりの強豪チームである事は間違いないでしょう。
この試合、KAIが右のミッドフィルダーで先発出場します。そして、10分にKAIに代わってRIKUが1トップで登場します。小柄なKAIに対し、Rayo(ラージョ)の激しいプレスがガンガン襲い掛かります。これに耐え切れず、ボールを失うKAI。しかし、Spanish Wolfsは懸命な守りで、0-0で半分の10分を折り返します。
しかし、自力に勝るRayoが1点、2点とゴールを奪う事に成功します。一方、Spanish Wolfsも必死に反撃に転じ、ルーズボールを激しく戦ったRIKUが広い、執念の反撃の1発を繰り出します!しかし、久々のRIKUゴールも、Spanish Wolfsの反撃はここまで、1-2で敗れ、決勝リーグは1勝5敗の6位の成績で、明日は5~7位決定戦に回る事となりました。
Alevin2002年大会決勝リーグ最終順位
1位: 勝ち点18 Selección 2002(2001年リーガ2位)
2位: 勝ち点11 Rayo Vallecano(名門プロクラブ)
3位: 勝ち点10 Suecia(2002年リーガ首位)
4位: 勝ち点 9 Portugal(2002年リーガ4位)
5位: 勝ち点 6 Salgue(スペイン/ポンテベドラ)
6位: 勝ち点 4 Austria(2002年リーガ5位)
7位: 勝ち点 3 Spanish Wolfs(2002年リーガ3位)
<決勝リーグ総評>
リーガでは3位に入ったSpanish Wolfs。新加入のRayoyaやSelección 2002を加えたとしても、逆にSelección 2003が抜けた為、十分に4位以内の決勝トーナメントセミファイナル進出は狙えたはず。が、結果的には実力的に拮抗していたAustriaやSalgueとの勝負に敗れ、まさかの最下位となってしまった。
最後はInfantil2001年大会。是が非でも2勝は最低でも勝ち取りたいREI率いるToros Negros。この日の初戦はSalgueとの試合となりました。
実力は未知数とはいえ、決勝トーナメント進出の為には是が非でも勝ちたい相手。しかしながら、この試合ではToros Negrosの攻守の歯車がちぐはぐ、0-2で敗れる結果となってしまいます。
もう後が無いToros Negros。続いては、リーガで首位だった強豪Selección 2001です。しかしながら、リーガでは2度対戦して1勝1敗。やってやれない事はありません。問題は、自分達次第。昨日からの3連敗と言う悪い流れを自ら断ち切れるかどうかがポイントです。
相手の攻撃力を考え、Toros Negrosは3バックにして、1-3-1-2のシステムで挑みます。REIは、2トップの右に入ります。しかし、試合の途中、1-1の状況で、チームはいつもの1-2-3-1に戻します。ここでは、REIは1トップの位置に入ります。
試合は先制点を奪われたToros Negrosですが、その後、REIが絡んだ2度のチャンスをチームがものにて逆転。その後、試合終了間際に追加点を上げたToros Negrosが見事に3-1で優勝候補のSelección 2001を破る事に成功しました。
さぁ、そして決勝リーグ最終節。対Águilas戦です。ここまで決勝リーグの成績は5戦2勝3敗。この最終節で勝利すれば、ぎりぎり4位となり、明日の決勝トーナメントに進出する事が出来ます。が、リーグ戦では唯一、2試合とも敗れた相性の悪い相手でもあります。
さぁ、決戦の行方は。。。
試合は激しい展開で始まります。そんな中、迎えたコーナーキックからのこぼれ球を決めたToros Negrosが先制点を上げる事に成功します!20分一発勝負の戦いだけに、先制点の持つ意味は非常に大きい!喜ぶToros Negrosの選手達!そして、Toros Negrosはすぐに追加点を上げる事に成功します!REIIが右サイドで相手2人をかわしてゴールラインギリギリでセンターリングを上げると、これをMAKYTAが押し込みます!やはりこのToros Negrosを牽引するのは、REIとMAKYTAのスピードコンビです!
これは行ける!誰もが思ったこの試合。しかし、15分に相手がコーナーキックを押し込んで一点を返すと、そこから猛攻を仕掛けてToros Negrosを苦しめます。白熱する攻防の中、両者共に奮闘します。このままToros Negrosが逃げ切るかと思ったロスタイム、Toros Negrosのディフェンスが綺麗に崩されて遂に失点!そして試合終了。まさかの2対2の同点。この結果、決勝リーグ5位となり、決勝トーナメント進出は絶たれてしまいました。泣き崩れるToros Negrosの選手達。REIもスピードを活かして戦ってはいたものの、疲れもあってか、本来の切れ切れのパフォーマンスではありませんでした。
Infantil2001年大会決勝リーグ最終順位
1位: 勝ち点15 Selección 2001(2001年リーグ1位)
2位: 勝ち点15 Atletico Madrid(言わずと知れた名門プロクラブ)
3位: 勝ち点 8 Salgue(スペイン/ポンテベドラ)
4位: 勝ち点 8 Águilas(2001年リーグ4位)
5位: 勝ち点 7 Jaguares(2001年リーグ4位)
6位: 勝ち点 7 Toros Negros(2001年リーグ3位)
7位: 勝ち点 0 Portugal(2001年リーグ最下位)
<決勝リーグ総括>
リーガで3位だったREI率いるToros Negros。そんな中、2位だったSelección 2002が抜けた為、新たに加わったAtletico MadridとSalgueを加えても、4位以内に入る事は十分に可能だった。しかも、結果的に決勝リーグで1位となったSelección 2001に勝っており、チームのポテンシャルは優勝争いをしてもおかしくないものを持ち合わせていた。が、結果的には、勝てる試合をいくつも落とし、それが結果として高く付いてしまった。
最後の最後の重要な戦いでの詰めの甘さ。最後の最後の重要な局面で、真価が問われる中で、発揮出来なかった勝負強さ。露呈してしまった勝負弱さ。REIや他のサムライ少年達には、このLa hora de la verdad(真実の時)にこそ、持てるものを発揮し、勝負をものにして行く強さを身に付けて行って欲しいと思います。
投稿情報: 13:16 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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昨日までのリーガが終わり、今日から最後3日間は決勝リーグ・トーナメント戦が行われます。
この決勝リーグ・トーナメント戦では、これまで長きに渡って戦って来たリーグ戦のライバル達に加え、アトレチコ・マドリーやラージョ・バジェカノと言った名門ビッグクラブが招待チームとして参戦して来ます。また、それまで1つ上のカテゴリーで戦っていた各選抜チームも、同年代に下りて来ます。各年代は7チームによって、今日と明日の2日間に掛けて20分1本勝負のリーグ戦を6試合戦い、その順位を踏まえ、7月31日の最終日、順位決定戦が行われます。果たして、我らがサムライ少年達は、ファイナルに進む事が出来るのでしょうか!?
それでは、まずはAlevin2003年大会からスタートです!!!
Alevin2003年大会に出場するチームは以下の7チーム。
Águilas(2003年リーグ1位)
Balear(2003年リーグ2位)
Jaguares(2003年リーグ3位)
Toros Negros(2003年リーグ4位)
Selección 2003(2002年リーグ2位)
Polish(ポーランド)
Salgue(スペイン/ポンテベドラ)
我らがSHUTO擁するToros Negrosは、決勝リーグ初戦でBalearと対戦します。Balearと言えば、昨日のリーガ最終節で1-15と完膚なきまでにやられた相手。果たして、Toros Negrosは守備を立て直すことが出来るのでしょうか!?
この試合、1-3-1-2の左フォワードとして、SHUTOは先発出場します。走りにスランプは無いと言われるように、SHUTOはチームの為に、攻守に渡って走ります。しかし、その走りの質はもっと追求した方が良さそうです。折角走っているのに、味方が出せる位置に走り込んでいない。つまり、味方のシチュエーション、敵のポジショニング、そうした様々な要素を踏まえた上で、ここだ!と言う動きやポジショニングが出来ていない。ただ走っているだけでは、SHUTO「パスが全然来なくて、試合に殆ど参加出来なかった。」と言う感想になっても仕方ありません。この位置に動けば、ボールは来る。そういう状況判断が、テクニックと共に、今後のSHUTOに求められるポイントです。前半8分に退いたSHUTO。その後、試合は激しく打ち合いを呈したものの、自力に勝るBalearに3-5でToros Negrosは敗れてしまいました。
1勝が遠いToros Negros。この日の2試合目は、決勝リーグから新たに参戦して来たPolish。その名の通り、ポーランドから来た招待チームです。SHUTOはベンチスタートとなったこの一戦、最初にゴールを揺らしたのはToros Negrosでした。そしてすぐに追加点を決めて、2-0とリードを広げます。誰もが、今度こそ!の思いを強くします。しかし、半分の10分過ぎに相手がエンジンを上げると、すぐ様スコアボードはひっくり返されてしまいます。そんな嫌な流れを断ち切る事のできないToros Negros。選手達はイライラが募ります。この試合、SHUTOは終了間際に出場するのみに留まり、殆どボールを触る事が出来ない中、試合はそのまま2-3で終了、またしても、Toros Negrosは勝利を手にする事が出来ませんでした。
この日、最後の試合はJaguares戦。この試合でも、なかなか出場チャンスをもらえず、ベンチでイライラを露わにするSHUTO。試合の方は両者が激しく戦いますが、両チーム共になかなかゴールが入らない展開が続きます。10分過ぎにようやくSHUTOが投入されますが、ここでも2回ぐらいしかボールに触れずに、直ぐに交代させられてしまいます!大会もクライマックスに入り、何としてでも初勝利を手にしたいToros Negrosの監督は、試合の中で効果的な働きが出来ていないとSHUTOを判断しているようです。勝負の世界のこれも現実。少ない時間であっても、チームの為に自分が出来る事を最大限やり抜く。今のSHUTOには、そうした状況や流れに、上手く入り込めていない様子が伺えます。そんな中、終了間際に無情にも、Jaguaresがこの試合唯一のゴールを叩き込み、試合終了。0-1、またしてもToros Negrosは勝利を収める事が出来ませんでした。
続いては、Alevin2002年大会。
同大会に参戦する7チームは以下の通りです。
Suecia(2002年リーガ首位)
Spanish Wolfs(2002年リーガ3位)
Portugal(2002年リーガ4位)
Austria(2002年リーガ5位)
Selección 2002(2001年リーガ2位)
Rayo Vallecano(名門プロクラブ)
Salgue(スペイン/ポンテベドラ)
さて、我らがKAI & RIKUのサムライ少年コンビ擁するSpanish Wolfsは、初戦でAustriaと対戦です。同チームはリーガでは最下位の5位だったものの、昨日は首位のチームを破り、Spanish Wolfsとも互角の戦いを演じた上り調子のチーム。決して侮る訳には行きません。
この試合、RIKUが左ハーフで先発出場を果たします。システムはいつもの通り、1-2-3-1。RIKUは途中、真ん中の10分でKAIと交代しますが、KAIは右ハーフでプレーします。
RIKUはこれまで、3週間以上も前にバルセロナにやって来て、2つのサマーキャンプをこなし、そしてこのワールドカップも残り3日の段階まで来ています。目に見えない疲労が彼を襲っているのかもしれません。仲間に声を出してボールを呼び込む姿勢に変わりはありませんが、いつものエネルギッシュなプレーはどことなく影を潜めます。一方、KAIもこの試合では特に際立った働きは無かったものの、きっちりと自分の役割をこなそうと努めていました。試合は、勢いの差が出て、1-3でAustriaが勝利、Spanish Wolfsにとっては痛い痛い敗戦となりました。
続いては、対Portugal戦。この試合、サムライ少年コンビは揃ってベンチスタートとなります。そんな中、チームは着実にゴールを奪い、3-0とリードを奪います。そこで、KAIが左ハーフ、RIKUが1トップで登場します。そんな中、Portugalに反撃の狼煙のきっかけを作ってしまったのはKAIのサイド。監督も、「もっと守備の際には戻ってディフェンスをサポートしろ!」と叱咤します。サイドの仕事は、攻撃と守備の両面。それをダイナミックにかつ時にはアグレッシブに行わなければならない中、KAIは時折、相手の突破を容易に許してしまう事があります。もっとディフェンスの意識、相手のボールを奪う、突破させないと言う強い意識が必要です。
試合を諦めないPortugalの猛烈なプレッシング、アグレッシブなアタッキングに対し、Spanish Wolfsは防戦一方となり、遂には1点差に詰め寄られてしまいます。RIKUも相手を追い回すので精一杯。1度もシュートを放つ事が出来ません。それでも、体を張って相手を止めよう、チームの為に貢献しようと奮闘します。
いつ同点にされてもおかしくないような展開の中、試合終了。Spanish Wolfsが何とか3-2で逃げ切り、決勝リーグ初勝利を上げる事に成功しました!!!喜ぶSpanish Wolfsのメンバー達。それ程、苦しい試合だったと言う事でしょう。
この日最後の試合はリーガ優勝を飾ったSuecia。この試合、KAIとRIKUが先発に名を連ね、先制点を上げたのはSpanish Wolfs。更には、KAIがサイドからセンターリングともシュートとも取れるゴール前に入れたキックは、クロスバーを直撃する惜しいキックに!今大会でまだゴールの味を知らないKAI。そのチャンスだっただけに、非常に残念です!!!一方、先制点をお膳立てしたのはRIKU。ボールを持つと、細かいステップワークで相手を抜き去り、素晴らしいラストパスを送ると、これを味方がきっちりと押し込みました!そして、試合は1-0のまま、暫くスコアボードは動きません。
しかし、リーガでの2度の対戦(Sueciaの1勝1分)でSpanish Wolfsの料理の仕方を心得たのか、全く動じる様子も無く、虎視眈々とチャンスを伺うSuecia。この中心に君臨したのがバルセロナ在住のTaiga。すっかりSueciaの中心選手として機能している彼の繰り出すプレーによって、試合の終盤、Sueciaは逆転、Spanish Wolfsは1-2で逆転負けを喫する結果となってしまいました。
さて、最後はInfantil2001年大会です。
同大会に出場する7チームは以下の通り。
Selección 2001(2001年リーグ1位)
Toros Negros(2001年リーグ3位)
Águilas(2001年リーグ4位)
Jaguares(2001年リーグ4位)
Portugal(2001年リーグ最下位)
Atletico Madrid(言わずと知れた名門プロクラブ)
Salgue(スペイン/ポンテベドラ)
我らがREI率いるToros Negrosは、初戦でPortugalと対戦です。リーガ最下位に終わったPortugal。Toros Negrosも2度の対戦でいずれも勝利しているだけに、ここはきっちりと勝利したいところです。
この試合、一気にチームを勝利へと導いたのは今やToros Negrosのエースの一人、REI。先制点はゴール前中央でスピードに乗ったドリブルからフェイントで相手をかわし、放ったミドルシュート!そして、追加点となる2点目は、左サイドをえぐった味方からの中央へ折り返されたマイナスのセンターリングを走り込んで綺麗にゴールに流し込んだものでした。その後も勢いに乗って攻め続けるToros Negros。REIもハットトリックのチャンスがあったものの、いつもの持病を発症してしまいます。苦笑。その後も得点を重ねたチームは、5-0で見事に決勝リーグを白星でスタートさせることに成功しました!!!
続く2試合目はスペインの首都からやって来たアトレチコ・マドリー。とは言っても、カンテラ(下部組織)では無く、スクールの選抜チームです。そんな相手に、現在5連勝、ここ8試合で7勝を上げているノリノリのREI擁するToros Negrosがどのような戦いをするのかに注目が集まりました。
ところが、このアトレチコ・マドリースクール選抜、かなりやります!!!足元の技術、フィジカルの強さ、スピードなど、あらゆる要素でToros Negrosの上を行っています。ここまでの躍進が何だったのかと言うくらい、何もさせてもらえず。REIも、僅かに2度しかボールに触る事が出来ず、0-5で完敗を喫しました。
これはかなり衝撃的です。
さぁ、落ち込む暇もないまま、この日の3試合目、対Jaguares戦に臨みます。Jaguaresとはリーガで2度対戦し、いずれも勝利している相手。しかし、その前の試合の衝撃が大き過ぎて、上手く気持ちを切り替えられるかが心配です。
そして、その懸念が的中してしまいます。開始早々から前の試合のショックを引きずる形で入り込んでしまったToros Negros。あっけなく先制点を献上してしまいます。その後もいらないミスから追加点を決められ、これによって試合は決まってしまいます。更に2点を加えられたToros Negrosは、何と0-4の完敗。実力的には十分勝てる相手にもかかわらず、チームはメンタルをやられ、早くも窮地に追い込まれてしまいました。10分過ぎに投入されたREIも、チームを象徴するかの如く心折れたかプレーに切れが無く、殆ど何も出来ずに終わってしまいました。
明日の残りの3試合の結果次第で、7チーム中4位以内に食い込めれば、決勝トーナメントに進出する事が出来ます。その為には最低2勝はしなければなりません。果たして、チームは気持ちを上手く切り替え、再び勢いを取り戻す事が出来るのでしょうか!?こういう時にチームの空気を変えられるのが新のエース。REIにとってもチームにとっても真価が問われる時です!!!
投稿情報: 13:15 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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いよいよ今日でリーグ戦は終了、順位が確定します。
それでは今日も行って見ましょう!!!
まずはSHUTO。ここまで5戦1分4敗と勝利の味を知らないToros Negros。しかし、昨日の試合ではようやく勝ち点1を手にし、流れが変わりつつある雰囲気も漂っています。しかしながら、主力級の2人が相次いで戦線離脱した事は、非常に痛いのも事実。それだけに、これまで以上にSHUTOの奮起が望まれます。
この日は対Balear戦。SHUTOはベンチスタートとなります。どうやら、午前の練習中に腹痛を訴え、体調を崩した様子です。幸い、大事には至っていない様子ですが、大事を取って、ベンチからのスタートとなりました。エース候補に名乗り出るチャンスだっただけに、残念です!試合の方はBalearの攻撃が止む事なく前半を8対0で終了。Toros Negrosのディフェンスがガタガタです。後半開始からSHUTOが投入されます。が、調子が悪いせいか、動きが少なく、声も無い。普段はアグレッシブに行くところも、この日はやはり、元気がありません。そんな中、相手のゴールラッシュは止まりません。後半も7点を追加したBalearはToros Negrosの反撃を1点に食い止め、1-15で圧勝しました。
これでリーグ戦全日程が終了、残念ながら、我らがSHUTO擁するToros Negrosは、6戦1分5敗の勝ち点1で4チーム中最下位と言う成績に終わりました。
ちなみに1位は勝ち点15のÁguilas、2位は勝ち点12のBalear、3位は勝ち点7のJaguaresでした。
SHUTOは6試合で3得点の成績でした。
明日から3日間はカップ戦。まだまだ優勝のチャンスは残されています!
続いてAlevin2002年大会。
ここまで6戦を戦い3勝1分2敗と言う成績のKAI & RIKU擁するSpanish Wolfsは、残り2試合(いずれも20分1本勝負)に優勝の可能性を残しています。そんな中、まずは優勝争いのライバル、Sueciaとの直接対決です。
この試合、RIKUが1-2-3-1の右ハーフで先発出場を果たします。これまで、色々とシステムを試してきたSpanish Wolfsですが、ここに来てこの布陣で3連勝、どうやら、戦い方がすっかり固まったようです。
試合は両者ほぼ五分の拮抗した立ち上がり、RIKUは1本枠にシュートを放つも、十分にミート出来ず、GKに難なく処理されてしまいます。一方、RIKUのすっかりセールスポイントの一つとなった前線からのプレッシングも、味方とリンクして機能せず、やや単発の感があります。もっと、チーム戦術として、行くべきポイントで一丸となったプレスを仕掛けなければ、上位を狙うライバルには簡単にさばいて外されてしまいます。
1点リードされた段階で、RIKUに変わって投入されたのはKAI。そのKAIが最初にボールに触れたのは、いきなりシュートチャンス。しかしニアサイドに飛んだシュートは、GKに阻止されてしまいます。更には、1本KAIの持ち味であるパスセンスを活かし、味方にラストパスを送り込んだものの、ゴールに結びつける事は出来ません。しかし、この時間帯のKAIは、今大会でこれまで見た中でも最も彼の持ち味を発揮出来た時間帯であった事は間違いありません!遅咲きの職人が遂に頭角を現し始めたか!?
最後はSueciaのTaigaがドリブルで侵入し、最後は落ち着いてコースに流し込むゴールが決まり、勝負あり、Sueciaが0-3でSpanish Wolfsを破りました。
続くリーガ最終節、Austriaとの対決です。前節ではRIKUの2ゴールなどで7-1で快勝した相手。リーガ優勝はなくなったものの、この最終節はきっちりと勝利したいところです。
ところが、昨日まで僅か勝ち点1で最下位だったAustriaが、先ほどの試合でそれまで首位を走っていたSelección 2003を破る波乱劇を演じ、勢いに乗ってこの試合に臨んで来ました。
それでも、試合を好スタートさせたのはSpanish Wolfs。この試合、KAIがスタメン出場しました。そして、前半9分にRIKUと交代します。いずれも右ハーフを担当、両者共に監督がより活きるポジションとして確定させた様子です。そんな2人ですが、プレースタイルは全く異なります。同じ2002年生まれの小5の2人。RIKUは体が大きく、強く、スピードもあり、守備では相手からボールを奪うべく執拗にボールを追い回し、また攻撃では、果敢に仕掛け、自ら半ば強引にでもシュートを狙って行くタイプ。一方、KAIは小柄でフィジカル勝負には難はあるものの、シンプルなプレーでボールをさばき、チームプレーで活路を見出すタイプ。
そんな中、1-1の状況で登場したRIKUは、相手マークをドリブルでかわし、味方に素晴らしいアシストを送り込み、2-1とリードを奪います。しかし、20分1本勝負と言う短時間決戦の中で、Austriaは粘り強い戦いを見せ、遂には2-2のドローに持ち込み、勝ち点1を手にする事に成功します。
これで、リーガ全8試合の日程を終了、我らがKAI & RIKU擁するSpanish Wolfsは3勝2分3敗の勝ち点11で、5チーム中3位と言う結果となりました。
ちなみに1位はこの日2勝を上げ、逆転で勝ち点16の首位となったSuecia、2位が昨日まで首位だったSelección 2003が勝ち点15(この日はまさかの2敗でした)。4位が勝ち点10のPortugal、そして、最下位が勝ち点5でAustriaでした。
個人成績では、RIKUが3ゴール、KAIは得点がありませんでした。
最後はREI。
この日も20分1本が2試合行われました。
まずはvs Jaguares戦。
ここ5試合で4勝と絶好調宣言のToros Negros。しかし、その気の緩みが逆に出てしまったか、GKとDFの連係ミスから先制点を献上してしまいます。すると、今1番乗り乗りのチームは、すぐにREIとMAKYTAのスピードコンビのカウンターからチャンスを幾度なく作るも、なかなかゴールには繋がりません。10分過ぎにようやく同点ゴールを決めると、そこから怒涛の攻撃で3得点を追加して勝負あり。1点返されるも4-2で勝利を収めました。これでチームは3連勝。しかしながら、やはりこの試合でも、決定機を外しまくるREIの姿が。このムラ、安定感の無さは、重症です!苦笑。一方、チャンスを尽くものにし、チームを勝利に導いたMAKYTA。この試合では、差を付けられてしまいました。
リーグ戦最後は対Portugal戦。
この試合もToros Negrosが主導権を握る展開となり、REIは先ほどの試合よりは調子がいいのか、ガンガン仕掛けて行き、チャンスを演出をして行きます。が、自分で打ってる場面でもパスを出してしまうシーンが気になります。決定機を外しまくり、弱気の虫が出て来たか。そんなことで挫けているようでは、あきまへん!!!
1点リードで迎えた10分過ぎ、REIがカウンターから一人抜いて、出て来たGKをループシュートで決めるお洒落なゴールを決め、ようやく会場を沸かせる事に成功します。その後に再び1点を追加したToros Negrosが3-0で見事な勝利!
REIもこのゴールによって、とあるクラブからオファーを頂きました!笑
さて、これで2001年Alevin大会のリーグ戦も全10試合の日程が終了、我らがREI擁するToros Negrosは、10戦6勝4敗の勝ち点18で、6チーム中3位という成績を収めました。特に最後は4連勝で締めくくり、ここ7試合で6勝を上げるなど、尻上がりに調子を上げ、勢いに乗ったチームの戦いぶりは素晴らしいものがありました。それだけに、序盤の3連敗が非常に痛かった。
がしかし、これで明日からのカップ戦が楽しみになった事は間違いありません。
ちなみに、リーグ戦の順位は、1位が8勝2敗の勝ち点24を獲得したSelección 2001、2敗の内の1敗は、REI率いるToros Negrosが差し込んだ一撃でした。続いて2位が7勝3敗の勝ち点21としたSelección 2002、3位のToros Negrosに続き、4位が同点でÁguilasとJaguares、最下位がPortugalとなりました。4位のÁguilasに2敗を喫したのは反省材料と言えるでしょう。
そして、10試合で6ゴールを決めたREIですが、チャンスの数から考えると、決して満足出来る数字ではありません。最後の3日間のカップ戦では、ゴールの数はもちろん、決定率にもこだわって、取り組んで欲しいと思います。
投稿情報: 18:43 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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Hola !!! ¿Cómo estáis?
相変わらず暑い日が続きますが、熱中症にだけは気を付けて、今日も元気に行って見ましょう!!!
まずはSHUTO。ここまで、勝ち星に恵まれていないSHUTO擁するToros Negros。この日はJaguaresとの2度目の対戦です。この試合でSHUTOは遂に、スタメンに起用されます!攻撃の軸でもあったDAVIDが練習中に怪我でキャンプを離脱するハプニングがあり、SHUTOの奮闘が期待されます。さて試合のほうは最初から動きます。DAVIDに変わりチームを引っ張る11番のALEXがミドルを突き刺して先制点を奪います。すると、直後にゴール前での混戦からSHUTOが足をいっぱいに伸ばして、執念の今大会3点目を叩き込みます!!!すぐに2点返されるも、さらに2点を追加して4対2でハーフタイムを迎えます。後半序盤はゆったりと試合が進んでいましたが、まさかまさかの接触プレーでALEX膝の怪我を負い、ピッチを退きます。試合がちょっと中断して、再開すると、流れは一気にJaguaresへ。すぐに1点差に追いつかれてしまい、SHUTOもディフェンスを頑張っていましたが、最後の最後にディフェンスがGKへのバックパスを相手に渡してしまう痛恨のミス。これが劇的な同点弾となり、4-4のドローに終わりました。初めての勝ち点獲得は嬉しいのですが、勝てた試合だった為、勝ち点2を逃したと言う感触の方が強い、ほろ苦い試合となりました。負傷した2人のチームメイトの為にも、台所事情は苦しいものの、何とか初勝利を目指して頑張って欲しいと思います。
さぁ、続いてはKAI & RIKUのサムライコンビ擁するSpanish Wolfs。この日は20分1発勝負の試合を2試合こなしました。
まずはvs Portugal戦。
昨日ようやく4試合目にして初勝利を上げたSpanish Wolfs。この勢いを本物にする為にも、連勝と行きたいところです。この試合はKAIとRIKUが揃って先発出場を果たします。1-2-3-1のシステムで、KAIが右ハーフ、RIKUが左ハーフと両ウイングを務めます。先制点を決めたSpanish Wolfsは、その後、RIKUは追加点となるチームの2点目を素晴らしいアシストで演出します。一方、KAIは相手の激しいプレスに苦しみ、何度かボールを奪われ、失点のきっかけを作ってしまいます。相手が圧力を懸けて来た時、素早く味方にパスするのか、体をフルに使って奪われないようにボールキープするのか、それとも、ドリブルでかわして行くのか、瞬時の判断と、それを実現する技術の習得が、今後のKAIの課題となって行くでしょう。試合はPortugalが一時4-3まで追い上げ、更に猛攻を仕掛けて来るも、終わってみれば6-4。Spanish Wolfs見事に勝利を収める事に成功しました!!!
vs Selección 2003
続いては、2003年選抜戦。
監督は前の試合の戦いぶりが良かった為、それを繰り返そうと、再び同じメンバーを先発させます。すなわち、KAIとRIKUがスターティングメンバーに名を連ねます。
20分1本勝負の為、試合を優勢に進めた方が有利と言う中、2003年選抜は前掛りにプレッシャーを掛けて来ます。そうなると、やはり小柄なKAIにボールが入った時が狙い目とばかりに、相手が襲い掛かります。相手の圧力に耐え切れず、ボールを奪われるKAI。しかし、KAIの良い所は、自分でまいた種は自分で刈り取らんとばかりに、懸命に戻ってディフェンスし、仲間の助けもあり、それを取り返そうと奮闘するところ。が、折角奪ったボールをイージーなパスミスで再び相手ボールにしてしまうところは頂けません!!!
一方、RIKUは地面に倒れ込みながらもボールを蹴り込み、ゴールかというシーンがあったのですが、混戦の中で味方の背中に当たってしまい、ゴールならずと言う惜しいシーンがありました。悔しがるRIKU。
試合は両者互角の拮抗した展開の中、終了直前の3分前、Spanish Wolfsが値千金のゴールを奪い、1-0で勝利を収めました!!!
これでSpanish Wolfsは3連勝、このままガンガン行きたいところです!!!
最後はREI。この日は20分1本を3試合と言うハードスケジュールをこなしました。
いずれの相手も、1度目の対戦では全て敗れた相手。ここ2試合で連勝中の上り調子のToros Negrosが、どのような戦いを見せてくれるのでしょうか。特に、ようやくエンジンが本格始動して来たREIの活躍に期待したいところです。
まずはvs Águilas戦
この試合を1-2-3-1で臨んだToros Negros。REIは1トップで先発出場します。20分1本で決着が付く試合、REIは9分に一旦退き、15分に再登場します。そんな中、REIは2度の決定機を掴みますが、いずれもものにすることが出来ません。またしても、REIの課題が浮き彫りになってしまいます。スピードと技術を活かし、だからこそ掴み取ったチャンス。しかし、それをゴールと言う形で結実させなければ、ただの良い選手で終わってしまいます。それらをきっちりにものにしてこそ、更にその上の世界が見えて来るのです。REIには、その部分を強く要求して行きたいと思います。試合は0-3で完封負けを喫してしまいました。
午後には、更に2試合が行われました。
vs Selección 2001
この試合は、昼間の悔しい思いを爆発させるかの如く、REIのショータイムとなりました!開始3分にチームメイトのロシア人エース、MAKYTAの折り返しをキレイにインサイドで合わせて先制 点を奪うと、その5分後には混戦からシュートを放って見事に決め、この試合2得点目!!!それだけに留まらず、今度は自分が右サイドを崩 して折り返したボールをMAKYTAがゴール。終盤は気の緩みからか終了間際に2点返されますが逃げ切り、REIの2ゴール1アシストと全てのゴールに絡む活躍で3-2と勝利を収めました!
vs Selección 2002
この日最後となったのは、年下の2002年選抜。前回は2-11で大敗した相手でしたが、この試合はToros Negrosのロシア人達が大活躍して開始8分ぐらいで3点を勝ち取ります。REIはこの試合、5分ぐらいの出場となりましたが、スピードを活かしてカウンターからチャンスを演出していました。もっとも、パスを受ける時、全部足元へ求めてしまう癖があり、相手のディフェンダーに的を絞りやすくしてしまい、潰されてしまう事も多かったこの試合。裏のスペースにもらう動きも混ぜるなど、もっとボールが無いときの動きに工夫と磨きを掛ければ、更に良いプレーが増えると思います。いずれにせよ、この試合は3-0でToros Negrosが見事に勝利を収めました!!!
投稿情報: 14:00 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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さぁ、ワールドカップ・サッカースクールトーナメントも開幕してから早4日目、初日の予備日を加えると、ちょうど半分の5日目を迎えます。いや~、時が経つのは本当に早い!
まだまだ満足の行く戦いぶりを見せる事が出来ていない我らがサムライ4人衆。しかし、そんな事を言っていたら、アッと言う間に最終日を迎える事になってしまいます。“いつ全力出すの!?” (えっ、もう古いって!?笑)
皆には、とにかく悔いの無い戦いをして欲しいと強く思います。
さぁ、では早速、今日の試合を追ってみましょう。
まずはSHUTO。グループリーグも一巡して、今日から2回戦目。ここまで3連敗で4チーム中4位に甘んじているToros Negros。何とか初勝利をものにしたいところです。
この日の相手は開幕戦で対戦したÁguilas。SHUTOにとっては2ゴールを決めた相性の良い!?相手です。SHUTOは今大会初スタメン、1トップで出場します。開幕戦以来ゴールがないSHUTOは、当然ながら、ゴールを目指します。試合は守備からしっかりと入ろうとする意図が見えるToros Negros。それが功を奏してか、先制点を取ったのはToros Negros!しかし、今日はエースの8番DAVIDが不在の為、攻撃の攻め手に欠けるToros Negros。SHUTOは持ち味の球際の踏ん張りで奮闘するも、体格で勝る相手に対し、幾度と無く倒されるシーンが目立ちます。もっと沢山食べて、丈夫で屈強な体を手にする必要がありそうです。先制点を奪って勢いに乗っていきたいところですが、逆に相手にスイッチが入り、連続4失点。。。
後半はディフェンスがガタガタになり、まさかの再び4失点!!SHUTO自身は前線でディフェンス面で頑張りを見せるものの、攻撃面ではいい仕事が出来ません。後半は1点返しますが、反撃もそこまで。試合は2-8で敗れる結果となりました。開幕4連敗のチームは何が足りないのか。まずは、がたがたに崩れるディフェンスでしょう。そこを引き締めて、もっと堅実なチームを作って行く必要がありそうです。果たして、SHUTOは勝利の美酒を味わう事が出来るのでしょうか!?
続いては、KAI & RIKU擁するSpanish Wolfs。まだ勝利が無いSpanish Wolfsは、この日2試合を予定しています。まずは昼間、Suecia(スウェーデン)との20分一本と言う変則マッチでリーガ第3節に挑みます。
1-3-2-1の布陣で臨んだSpanish Wolfs。RIKUは1トップで先発出場を果たします。対戦相手のSueciaには、現地在住のTAIGA君がおり、日本人対決ともなったこの試合は、RIKUが昨日出場出来なかったうっ憤を晴らすかのように、前線から果敢に精力的にアグレッシブに躍動します。しかし、ゴールに結びつく決定的なシーンを演出する事は出来ず、8分に早々と退きます。この時のスコアーは0-2。ここで、KAIが右サイドバックとして出場します。このポジションでのKAIは自分のゾーンをきっちりと守ろうという意識があり、堅実なプレーでチームにリズムをもたらします。すると、右サイドを駆け上がり、シュートを放つKAI。ところが、ボールは意図した形とは違い、ミスキック。が、これが功を奏し、絶妙なセンターリングとなってゴール中央へ転がり、これを詰めていた味方がファーサイドに蹴り込み、1点を返します。このプレーをきっかけに息を吹き返したSpanish Wolfsは、その後更に1点を返すも、20分はあっと言う間に訪れ、結果、2-2のドローに終わりました。なにわともあれ、初の勝ち点1獲得です!!!
さぁ、続いてはこの日2試合目、午後の試合は20分ハーフで行われました。
対戦相手はAustria(オーストリア)です。
この試合、1-1-3-2の超攻撃型布陣で臨んだSpanish Wolfs。KAIは2トップの左で先発出場を果たします。ここでのKAIはゴールを脅かすような大仕事は無かったものの、堅実なプレーでチームの潤滑油としての役割を着実にこなして行きます。状況がはっきりと有利でない時は、慌てずにシンプルなパスで繋ぐ状況に合わせたクレバーさを発揮するKAI。まだまだ球際やボディーコンタクトに難はあるものの、試合の中で自分が何を出来るかを自分なりに把握し、実践しつつあるようです。
前半も残り僅かな時点、2-0でリードした場面でRIKUが登場、システムもそこから、守備力を安定させる1-2-3-1に変更します。この僅かな時間に、Spanish Wolfsが更に猛攻を仕掛け、右サイドに入ったRIKUも今大会2点目となるゴールを叩き込みます。シュートの場面は右サイドから低い弾道の強烈なシュートが逆サイドに突き刺さったもので、パンチ力のあるRIKUの真骨頂的な素晴らしいシュートでした。これで5-1とリードし、前半を終える事に成功します。
後半も同様の展開で、Spanish Wolfsが優勢に試合を進める展開。貪欲にゴールを目指すRIKUに更なるゴールも生まれ、終わってみれば7-1の圧勝。遂に、Spanish Wolfsは今大会初勝利を上げる事に成功しました!!!
続いては、REI。この日は2試合を戦う事になるToros Negros。まずは昼間、20分一本の変則マッチで、Jaguaresと対戦としました。時間が短いだけに、先制点が非常に重要。布陣は1-2-3-1で、REIは右ハーフで出場しました。そして、この試合で先制点を上げたのはToros Negros。REIのアシストによるもので、試合はそのまま、1-0でToros Negrosが勝利しました!!!ようやく掴み取った初勝利!さぁ、これから勢いに乗って、ガンガン行きたいところです。
ところで、この試合、REIは3点自らもゴールを決めるチャンスを手にしました。しかし、無得点。2つのシュートは枠を外し、1本はGKに防がれてしまいました。彼の課題は決定力、シュート力です。スペインのGKは相当鍛えられているだけに、生半可なコースでは止められてしまいます。ましてや、枠を外すなんて問題外。攻撃的な選手なら、きっちりネットを揺らすところまでをこだわって取り組んで行って欲しいと思います。もっとも、そういうチャンスを手にしたのは、彼のスピードや技術があったからこそと言う事も、付け加えておきましょう。
続いて午後には、Portugalと対戦しました。この試合は通常通り、20分ハーフの試合となります。そして、この試合で、ライバルの5チームとの総当たり1回戦目が終了する事になります。
5試合連続スタメン、そう、すっかりチームのレギュラークラスの座を勝ち得たREIは、昨日ゴールを決めているだけあって、この試合も期待が掛かります。開始からガンガン攻めて行くToros Negros。どうやら、昼間の初勝利によって、チームに自信が生まれたようです。ディフェンスもしっかり戻って、皆がいい仕事をしています。やはり、守備が引き締まると、チームは強い!カウンターからToros Negrosに先制点が生まれます。が、しかしすぐに同点とされ、そう簡単には行かない事を思い知らされます。しかし、このチームにはREIがいました!この大会の目標を「大会得点王!」と力強く語ってくれたREI。チームのエースになりつつあるREIが、大会2点目となるシュートを叩き込みます!!!さらには、その5分後に、再びREIの3人を足技で抜いてのシュート!このスーパーゴールが見事に決まり、会場が大いに沸き立ちます!!!前半は3対1でハーフタイムを迎えます。
後半は温存され、途中から出場します。何回かスピードを活かしたカウンターを見せるREI。しかし、ハットトリックとはならず。終了間際に1点返されてしまうがこのまま試 合は終了。3-2。昼間の試合に続き、連勝!!!REIの素晴らしい働きもあり、チームは最高の1日を過ごすことが出来ました!!!
ようやく、REIも本格的に目覚めて来たようです!!!
投稿情報: 17:56 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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大会が開幕して3日目。未だ勝利を味わっていないサムライ少年4人衆。果たして、初勝利は生まれたのでしょうか!?また、REIとKAIに初ゴールは生まれたのでしょうか!?
まずは、Alevin2002年大会から参りましょう。大会を通しての目標はと聞いて、「優勝!」と答えたRIKU。昨日のデビュー戦では大接戦の末、敗れ去り、優勝の為にも、今日こそは勝利が欲しいところ。一方、大会を通しての目標を、「左足のレベルアップ」と答えたKAI。そんな中、午前中の練習でRIKUが仲間と激突し、落下した際に尻を打ち付け、午後になっても痛みが取れない為、この日の試合を欠場する事になりました。会場の医務室のメディカルスタッフ曰く、「今日出来ない事も無いのですが、本人が痛いと言うので、大事を取って休ませる事にしました。明日は復帰でしょう。」との事。昨日素晴らしいプレーぶりを見せていたRIKUだけに、非常に残念です。
さて、この試合では、KAIとRIKU擁するSpanish WolfsはSelección 2003(2003年選抜)と対戦です。1歳年下のチームだけに、意地でも負ける訳には行きません!
この試合でSpanish Wolfs監督は相手が年下と言う事もあり、攻撃的に出ようとしたのか、1-1-3-2と言う1バックのシステムを採用します。KAIは右ハーフで先発出場を果たします。
しかし、キックオフ直後のプレー、右サイドでボールを受けたKAIは、バックパスを選択。しかし、後方には1バックしかおらず、前からプレスを掛けて来た相手フォワードにあっさりとボールをカットされ、そのままゴールに流し込まれ、いきなり先制点を献上してしまいます。
このプレーで責任を感じたのか、続いてのプレーで相手の攻撃を寸断する素晴らしい守備を見せ、相手の追加点を阻止します。しかし、その後追加点を上げたのはSelección 2003。0-2となった前半6分、KAIは一旦ベンチへ退きます。再び13分に再登場したKAI。今度は、左ハーフの位置に入ります。試合はハーフタイムを迎えた時点で1-3と2点リードを奪われる展開でした。
後半はベンチスタートとなったKAI。10分後に再登場した際のスコアーは、3-4の1点差の状況でした。その後、一時は同点に追いつくも、再び勝ち越し点を許してしまい、試合は4-5で惜しくも敗れる結果となりました。最後の5点失点目は、KAIがマークすべき相手の突破を許してしまったところからスタートしたもの。KAIには、もう少しディフェンス面での仕事、責務を全うして欲しいと思います。守備の際は、少なくとも自分がマークすべき相手には“何もやらせない!” “ボールを奪い取る!”そういう意気込みで臨む必要があります。最初の失点後、責任を感じたKAIが見せたプレーが、一つのヒントです。あのプレーを繰り出したKAIは、“何とか最初のミスを取り返したい” “何とかしなければ”と言う気持ちが伝わるようなプレーでした。その彼の中にはっきりと存在する責任感を、もっともっと発揮して欲しいと思います。自分のミス以外はハードワークしないのか。味方のミスを救う為のハードワークはしないのか。自分のマークすべき相手の突破を許した事は、自分の責任ではないのか。そうした責任の所在をはっきりと理解し、もう少し幅広く責任感を担う事を覚えれば、あのきらりと光ったプレーがもっと沢山出てくるはず。今の彼には、勇気をもって果敢に挑む気持ち、守備の責任感をもっと担う姿勢が必要です。相手からボールを奪い取ると言うアグレッシブなメンタルが必要です。
さて、続いてはAlevin2003年大会、SHUTO擁するToros Negrosは、Selección Balear 2003と第3節を迎えます。この試合もSHUTOはベンチからのスタートとなります。いきなり開始1分で失点をする悪い流れからのスタートとなったこの試合、直ぐに8番のDAVIDが個人技で同点としますが、ディフェンスのミスもあり連続2失点!そんな展開の中、なかなか使ってもらえないSHUTOは、ベンチに座るSHUTOの顔がイライラして見えます。前半残り5分でようやく登場するSHUTO、しかし、ボールに触った回数は僅かに1度きり。今日はなにか元気がありません。前半は2対3と1点ビハインドの中でハーフタイムを迎えます。
後半はBalear猛攻を繰り出します。ここでなんと、10分過ぎからSHUTOがいつものフォワードでは無く、センターバックで登場します。が、この戦術の変更も、後半の一方的な展開は変わる事はありませんでした。終わってみれば3対8、これで3連敗を喫することとなりました。
今日、もう一つ元気が無い様子のSHUTOに聞いてみると、午前の練習中に足の指を踏まれて、少し腫れと痛みがあり、動きが制限されてしまったようです。一方、監督は、「SHUTOの粘り強いディフェンスを守備に役立たせようと思ったが、足がそこまで痛かったとは。」と。一刻も早く、足が完治するのを待つばかりです。
この日の最後はREI。Toros Negrosはこの日、Selección 2002と対戦です。選抜チームとは言え、1歳年下のチーム。何が何でも負ける訳には行きません!!!
3連敗だけは避けたいToros Negros。今日もREIは元気にスタメンです!そろそろ結果が欲しいREI。ところが、今日の相手は強敵でした。相手の15番がやけに上手い!聞けば、このANTONIO君は、バルサカンテラ所属との事!なるほど、納得です!!!スピードには自信のあったREIですが、ANTONIOのスピードは更にその上!年下ながら、それ以外の要素でも、ANTONIOの実力は抜きん出ていました。そのANTONIOにポンポンとゴールを決められ、Toros Negrosはどんどんモチベーションを下げて行きます。REIも全くボールを触らしてもらえないまま、前半終了。後半開始にToros Negrosは1点を返しますが、相手の勢いは止まりません。しかし、ようやくこの時が訪れます!コーナーキックからの展開で、REIが放ったヘディングシュートが見事に決まります!!!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
ようやく、ようやくREIに初ゴールが決まります。それも、得意なスピードを活かしての突破からでは無く、小柄なREIのヘディングシュート!!!笑 形はどうであれ、これで変な力が抜け、これから、よりREIらしさを発揮しやすくなってくるのでは無いでしょうか!?実際、ゴールを決めてから、徐々に波に乗ってきた感があるREIでしたが、時既に遅し。2対11で敗れる結果となりました。REIは、まだまだ全力でやれていないと映る事が多々あるので、明日から悔い無い様、もっと全力で取り組んでチャレンジしてもらいたいと思います。
さて、この日は大会後、バルセロナの名所、サグラダ・ファミリアに立ち寄りました。RIKUは既に見ている事と、お尻が痛いと言う事で、先に選手寮に戻りました。
投稿情報: 07:11 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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今日もガンガンに強い日差しを浴びながら、少年達は元気にボールを追いかけます。いつものように、午前中にがっつりと2部練習を行い、そして皆が楽しみにしているプールでリラックス!昼食後は、開幕式が行われたフットサルコートでの様々なアクティビティー。フリーキックゲームやボレーシュートゲーム、1対1チャンピオンシップなどが繰り広げられています。
そして、午後は大会2日目。第2節の戦いが行われます。
まずはAlevin2003年大会に出場しているSHUTO。対戦相手はJaguares 2003(ジャガー/豹)です。今大会の目標を「優勝!」と掲げたSHUTO。それだけに、連敗をする訳には行きません。SHUTOはベンチからキックオフを見守る事になります。試合は開始すぐにToros Negrosが先制点を奪われる嫌なスタート。その後も着実に加点を許し、いつの間にか3点のビハインド。ここで乗りに乗ってる男SHUTOが投入されます。昨日の勢いを駆って、得点を期待したいとこでしたが、辛口Julio曰く、「今日は全然ダメ。」 なかなかボールが回って来ないからか、ピッチ上でイライラした姿が目立ちます。 このまま前半終了。後半開始から前へ前へと攻めるToros Negros。すると、味方のロングシュートが2回も決まり(いずれもスーパゴール!)、1点差に迫ります。ここで再び、SHUTO登場です。8番DAVIDの折り返しを、昨日と同様にゴール前で待ち構えるSHUTO。しかし、絶好の同点ゴールのチャンスを空振ってしまい、チャンスを逃してしまいます。その後、逆に2点決められ勝負有り。2-5で敗れ、2連敗となってしまいました。
さぁ、続いてはAlevin2002年大会。
KAIとRIKUにとってはデビュー戦となります。この日の相手はPortugal 2002です。
共にベンチスタートとなったこの試合、2人が揃って登場したのは、20分ハーフの前半15分の頃でした。スコアボードは2-2の状況です。1-2-3-1のKAIは右ハーフ、RIKUは1トップで出場します。すぐさまリードを奪われるも、同点ゴールを決めたのは、RIKU!!!サイドから前方に送り込まれたボールに対し、猛然と突っ込むRIKU。GKも飛び出し、Portugalのディフェンダーも懸命にボールを追いかけます。3人ほぼ同時のタイミングでボールに追いつき、ペナルティーエリアのやや外でRIKUはGKと相手ディフェンダーにサンドイッチで潰される形になります。しかし、体が強いRIKUは、その衝突後、誰よりもこぼれ球に速く反応し、バウンドしているルーズボールに頭から飛び込んでボールをゴールに流し込みます。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
屈強さと一瞬のスピードと言うRIKUらしさを活かしたゴールで、早速、RIKUは大会第1号を上げる事に成功します!!!
続いて、センターリングをゴール前で受けたRIKUはトーキック気味に蹴り込んだシュートが、GKの股の下を抜けてコロコロとゴールに吸い込まれそうになるも、懸命に戻ったディフェンダーがクリアー。しかし、これは外に弾き出し切れず、オウンゴール。殆どRIKUのゴールと言っても良いぐらいですが、記録上はオウンゴールとなりました。幸先の良いスタートを切ったRIKU。その後も、強さとスピードを活かし、世界の球際の激しさにも負けじと対抗し続けます。得てして球際が緩いと言われがちな日本人少年の中で、RIKUにはあまり、この言葉は当てはまらないようです。
一方、課題はバイタルエリアで1対1になった時のフェイントやドリブルの技術。相手にしっかりと対峙されて構えられると、相手のゴールを陥れる怖さが途端に激減してしまいます。あとは、効果的にスペースを活用し、味方からもっと頻繁にボールを受けられるようになれば、もっとゴールチャンスは増えて来るでしょう。
一方、KAIは分析家スタッフDAVIDによれば、「チーム名の狼と言うよりは、子猫ちゃんだった。」とやや辛い評価。球際の攻防、相手のシュートをブロックする際、浮き球の競り合い、そうした闘わなければならない場面で、逃げ腰のプレーが多い。フットボールは問答無用のバトルです。ボディコンタクトばりばりの戦闘です。小柄で体格的に不利なのは致し方ないとしても、気持ちでは決して負けてはいけません。闘う気持ちが無ければ、フットボールの世界で勝つことは出来ません。普段は優しい好青年で良いとしても、ピッチに立ったら、途端に“鬼”に変貌しなければなりません。そんなKAIは、ボディーコンタクトを伴うシーン、特に体を張ったディフェンス面での仕事が足りません。サイドハーフなら、もっとディフェンスにも貢献する必要があります。
しかし、KAIにはキラリと光る部分もあります。基本技術はしっかりとしており、シンプルにさばくプレー、フォワードへのスルーパスなどはとても良いものを持っています。コーナーキックからは一時リードを奪う勝ち越しのアシストも蹴り込みました。そういう良い部分を持っているだけに、フットボーラーとしての根幹となる上述のファイティングスピリットを、何が何でも身に付けて欲しいと思います。もちろん、それが難しい事は分かっています。相手は屈強なスペイン人、南米人、ロシア人達等で、彼らのアグレッシブなプレーは、平和な日本人社会で育つ日本人少年達には、荒々しい荒野の荒くれ者に映る事でしょう。そんな中で、勇気を出して戦う事は、容易な事ではありません。しかし、少年は、短期間で変わる事が出来ます。KAIにも、この大会中に、勝つ為に、良いプレーをする為に、チームに貢献する為に必要な事は何なのかを、感じ取って欲しいと思います。
試合は何と、白熱するシーソーゲームの末、終了間際に勝ち越し点を奪ったPortugalが9-10で勝利を収めました。まさに激闘でした。
さぁ、この日の最後はInfantil2001大会に出場中のREIです。この日の相手はSelección 2001。
連敗はしたくないREI擁するToros Negros。REIは、今日もスタメンでの出場です。試合は開始から点の取り合いで白熱する面白い展開です。先制点を許すも、Toros Negrosは直ぐに同点に追いつく。REIは、昨日よりも球際で戦っている様子が伺えましたが、まだまだ世界標準にすら達していません。スピードで行ける部分もあるのですが、小柄なREIは、体を入れられると直ぐに負けてしまいます。如何にスペースを有効に使ってボールを受ける事が出来るか、如何に自分のスピードを活かせる形でボールを貰えるか。そういう部分が改善されれば、もっともっと良いプレーが出来ると思います。前半は3対2と1点リードされる形でハーフタイムへ突入。暑い中、皆しっかりと給水をします。後半は5対2までリードを広げられ、勝負有りかと思いきや、Toros Negrosも粘り強く反撃して1点差まで迫ります。すると、REIにもゴールチャンス!個人技で二人をかわしてシュートするも、ボールは無情にもゴールポスト直撃!同点ゴールのチャンスを逃してしまいます。Toros Negrosの反撃もここまで。逆に3点追加されて万事休す。8対4でToros Negrosは敗れ、2連敗となってしまいました。
投稿情報: 14:02 カテゴリー: W杯SSトーナメント2013夏 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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